天気が不安定な中、燕温泉黄金の湯へ。ここは、10kmの上り坂。荷物を駅に置いて
。ところが
しばらく行くと通行止め。更に別の道を進むと通行止め。更に更に戻って横へ進もうとすると通行止め。えー、どうなってるんだと思ったら、地元の人が「行けるよ。でも自己責任！」OKありがとう。
↓関温泉不動滝
行き着いた先の「燕温泉の黄金の湯」。ずっとずっと上り坂をのぼりつづけたわけだが、しかも途中雨にも振られて。。。
湯がない。ちょうど清掃で湯が抜かれ、わずか数cmの湯の量。湯量が多いから1時間ほどで貯まると言う地元の方の言葉を信じ待つこと1時間。
かすかに硫黄を含む匂い、温泉が岩の間から勢いよく流れ落ちる音、乳白色のお湯の色、肌に感じるツルツル感。たまたま登山ガールが２人、入口からこちらを覗き顔を赤らめる。
何か言ったようだが流れ落ちる音で聞こえない。
1時間ちょいでホントに貯まるお湯。
おー、快適。。。。もう、今日はこれで大満足。
今度はずっと下り。
荷物の置いてある妙高高原駅に戻り、天気の崩れるのを心配しながら、留まるか進むか迷った挙句、次の駅「関山駅」までなら天気はもつだろう。
今日はここかなと待機してると、昨日あった電動車椅子の方が現れた。彼はカラオケを歌いたくてたまたま駅近くに来ると自転車があったのでと。
私の引きの強さは健在だな。
成り行きで、一緒に近くのカラオケスナックに同行し、地元の方とも意気投合し、しこたま酔っ払って、
彼を施設にタクシーで送り、私は？スナックに泊まる？施設に泊まる？駅に泊まる？
自分のことの状況がわからぬまま、結局駅泊まり。畠山さん、ごめんなさい。あなたの施設に戻りたいとは思うものの場所の特定ができず。。
あー、上着がない。彼の電動車椅子の中か。どうしよう。駅にはタクシー居ない。うー。。
明日は、関山神社の祭りで会い、その次の日はアウトドア専門学校のフェスティバルで会おうみたいな約束をしたが。。。
おっ、そんなことを考えてるところへ、突然カラオケスナックのママが駅へやってきた。関西弁のお姉さん、「あんたみたいな人は初めてや。お客さんもあんたに惚れて憧れてたんや。あの身障者ともずっと知り合いかと思ってたら、きのう今日会ったばかりやて、ホンマ驚いたわ。彼は何度も店の入り口でに顔を見せたけどどう対応したらいいか分からず、あんたが一緒だったから、初めて受け入れたんや」などどそれを言うために会いにきてくれて。。。75歳と言うママ、私など温室で苦労知らずに育った者からみると大変な人生を歩んできたのだろうけど、そんな方から特別な激励を受け感慨ひとしお。
私は、彼がカラオケスナックの常連さんかと思ってついていっただけ、なのに。
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