東日本大震災から12年

長女も12歳になります

やはり今でも津波の映像を見ると
逃げ遅れている方がいたり
車に乗ったまま流されてしまっている方がいたり
衝撃が大きくて心臓がドクドクします
「逃げろっ」
といまだに、そう叫んでしまいます

たくさんの方々が残念ながら亡くなってしまい
まだまだ生きるべきだったはず
さらに残されたご家族たちの無念
いまだに行方不明の方々もいる

それでも一年一年、時というもの過ぎていくんだな

わたしは当時、臨月で3月中旬が予定日
一人目の出産が2週間ほど早まったこともあり
二人目はもっと早く出産になるかもしれないとハラハラしていたときでした

東北から遠く離れていても
今までにない揺れを感じ
長男を抱えて机の下に避難するも
恐怖で涙が出て震えました

海が近いこともあり
津波注意報が流れたので高さのある総合施設に行きました
人がたくさんいたので少し安心したのを覚えています

余震が続いたりして、お腹の赤ちゃんは「今はまだ出てきてはいけない」と思ったのかどうなのか
結局は3月下旬の出産になりました

東北でもわたしと同じように臨月で逃げなければいけなかった妊婦さんたちがいたことでしょう
どれだけの恐怖だったことでしょう
それを考えただけで胸が痛みました

命は大事です
二度はないんです

自然災害は待ってはくれない
日々の幸せはあたりまえじゃない
命をもって教えてくれた方々がいたから
助かる命があってほしい

人というのは学んでもすぐ忘れる
忘れそうになったらまた学ぼう
そうやって一日一日を過ごしているつもりですが

きっとまだまだ足りないよな

今日は祈りましょう