卒業式! - 大村椿の森学園- | Be Smile Project Blog ―子ども達の未来を笑顔にするボランティア活動―

卒業式! - 大村椿の森学園-

2010年3月16日。

ふなつ一輝先生、本そういち先生、柏葉ヒロキ先生と私の4人は、朝早く羽田空港に集合しました。


なぜかと言うと…

椿の森学園のみんなに内緒で、こっそり卒業式に参加するためです!


今年は小学生4人、中学生6人の計10人が卒業式を迎えるとの情報をキャッチした我々は、まず長崎市内で10人分の クラッカーオメデトウクラッカーの花束と、お祝いの図書カードを購入。

あとはレンタカーで、みんなに見つからないよう祈りながら卒業式に向かいますDASH!

途中…

「あ!やばい!!○○ちゃんだあせる


みんな頭を低くしてさっと隠れる…
(だってサプライズなんだもん、あせる)


無事?見つかることなく会場に到着。

会場に入ると…

在校生の子ども達
学校の先生方
職員の方々
御来賓の方々(児童相談所や近隣県の児童養護施設関係者)
そして…
卒業生の保護者と思われる方々。

なんとなく…複雑な思いが胸を去来してしまいましたあせる



それにしても、おとなしく座ってる在校生の子供達の姿にびっくりビックリマーク
いつものヤンチャぶりはどこへやら…

みんな、やれば出来んじゃんニコニコ


中学生は制服姿で。
小学生の男の子は、パリッとした大人っぽいスーツ。
女の子は綺麗にあみこまれた髪(きっと職員さんにしてもらったのかな?)
清楚なワンピース…

今日はみんなとってもきりっとしてオシャレだよドキドキ

私たちが着席すると、子ども達が次々振り返り、私たちを見つけては嬉しそうに笑いますニコニコ

程なくして、拍手に乗って卒業生たちが入場。

みんなちょい緊張気味かな?
あああせる顔がこわばったり、ずっとうつむいてる子もいるあせる


そんな中、式は順調に進行していきます。

卒業式でびっくりしたのは、卒業証書授与の時、一人一人の性格やエピソードが付いていたこと目


例えば…

「野球が上手で、小さい子供の面倒見がよかった○○くん」
「お菓子作りの得意な○○さん」

みたいな感じ音譜


これってただ名前を読み上げられるよりも、親近感を感じられていいっラブラブ!

少人数だからなせる技なんだろうけど…
ちょっと羨ましいな。

校長先生の挨拶やみんなの歌が終わると、在校生のみんなの送辞が始まりました。
それぞれが割り当ての言葉があり、思い出を語り合います。

きっと頑張って練習したんだねにひひ
ちゃんと台詞を覚えてしっかり話せてるよニコニコ


そして、椿の担当職員さんたちの祝辞。

涙でちゃんと言うべき言葉が言えなくなっちゃうくらい…
その位一人一人に対して思い入れが強いんだなぁ…

卒業生も、職員さんの熱い思いにほだされてか、みんな泣きながら今までの甘えてきた行為を謝ります。

せきを切った様にみんなが泣きはじめました。

もちろん…私たちももらい泣き…(こ、、、こらえてたのにぃ!)

涙、涙… まさに感動の卒業式でした。


職員の方々は皆、ほんとに子ども達に対して「本気」なんだなぁにひひ

素直にそう感じました。

本気だからこそ、怒れる。
悲しくて、悔しくて、嬉しい時も泣ける。
喜びをわかち合って、笑える。

きっとその喜怒哀楽は、素敵な大人の見本になるはずだよねニコニコ

卒業生の皆、本当におめでとう!

こんなにアットホームで感動的な、皆の人生の節目に立ち会うことができて…

私達も皆、胸がいっぱいでした。 本当にありがとう!!


副代表 葉月京