晩秋というのか、初冬というべきなのか
ウカウカしておりましたら、暦はどんどん冬モードでおじゃる。
 
うず太郎の病状はほぼほぼ回復(時間かかるわ)
ごはんさんは無事に抜糸を終え、ご自宅にて療養中(こちらの方が完治に近いけどな)
 
そして出張先から緊急帰宅したオット、いちおう検査では陰性。
せやけど彼の風邪は長引いとりますわ。
ワタクシ、同時期に風邪を発症したけれどすっかりどこ吹く風の如く通常営業


 
 
 
お天気はすっかり晩秋モードですけれども、今年の黄葉はかなりええ感じでした。
2017年には及ばない気もしますけれども
それでも、この数年はボージョレ(ヌゥヴォ)級の8月後半戦の収穫が続いておったのが、久々に9月半ばの収穫モードやっただけに黄葉も昔ながらのシーズンになったわ。
これがもうスタンダードなのかどうかは、何とも言えへんけど。
 
ヨーロッパ全体としても葡萄畑は例を見ぬほどの厳しい年やったと思うけれども
こんなにも美しい様子が今年も見られたことには感謝よ。
そして、葡萄果汁の赤ちゃんはかなりええ感じで育っとる感じざます。
今年も相変わらずご当地限定のお楽しみ発酵途中のワインの赤ちゃんと栗を楽しめることができたわ。
 
 
赤ちゃんといえば
 
 
ワタクシの親友マダムが新しい家族を迎えましたん。
このマダムは10月のピンクリボン月間にワタクシと同じく伸びた髪の毛をドネーションされ、また来年に向けて伸ばし中という頼もしき仲間。
 
久々に見るお猫の赤ちゃんって、小さくてなんと愛らしいことよ。
ふわふわで暖かくて儚げで、なのにエネルギーの塊よ。
もう、オバハン毎日充電しにいってま。
 
うちの大人猫の素晴らしさはともかく(親バカよ)
子猫って面白いわ。
ちなみに今年はSの年なので、このお姫様はさくらちゃんと名付けられましたわ。
マダム、親日家やん。
ホンマはサカグラ(酒蔵)にしたかったらしいざんすけど、
まあ、ワイナリーのマダムなんでその名前の方がアリかと思いますけれど。
きっと男前なお姫様になる事でせう。
 
 
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子猫様と戯れた後は、うちで見るうず太郎の大きさがパワーアップして感じられますけれども、お顔の傷もこの通り(ピーク時はお目目が大変開きにくいほどの惨事でした)
身体の大きさと言い、顔の傷と言い、見た目だけはご近所のボス猫みたいでしたよ。
でも、相変わらず仕草やらキラキラお目目でご飯を強請る様子は
たとえ8kg超えても赤ちゃんの時から変わっておりまへん。
優しくて愛らしいジェントルジャイアントですわ。
ワタクシの寝かしつけの上級レベルっぷりも然る事乍ら、黒モフの面倒見もよろしいんです。
距離を保ちつつも同じベッドでお昼寝をしたり、遊びで追いかけごっこする中になっておるようざます。
 
黒モフはすっかり健全な心と体を取り戻し不思議ちゃんっぷりを大発揮中ですよ。
 
 
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この子のアレルギーの原因はいくつかのストレスやったんですけど

そのうちの一つが何と首輪やったんです。(きっと)

首輪に関しては外猫時代から一度たりとも嫌がる素振りすら見せなかったのでホンマに気がつくのが遅なったんですけれども、セラー生活の外猫時代に試しにつけると外遊びから戻ってくるたびに無くしておったというふうに考えておりました。

バックルが負荷がかかると簡単に外れるタイプを着けていたのでという言い訳な。

 

我が家猫になった際には、ちょっと和柄の朱色が綺麗な首輪を選んで着けたものの

数ヶ月したら首の周りがアレルギーになって外したんざますね。

しかしそれからも首周りのアレルギーが激しくなり、治ったらまた着けようと取っておいた首輪がいつの間にか無くなっておってどこを探しても見つからぬ上に、どれほど薬を塗布しようが服用させようがアレルギーは一向に治る気配がないので

ハタとそんな気がして、この子に「もう2度と首輪はつけへんから、首やお顔を傷つけてはならぬよ」と話しかけるとみるみるうちに掻くことをやめました。

首輪を嫌がる素振りすら見せなかったので、気がつくのが遅くなったんだな。

これも彼が自分に新しい家庭で暮らすための頑張りプレッシャーをかけていたのやも知れませんしそうやとしたら猛省です。

よう考えたら、首輪は彼の胸の白い天使の触れた後マークの邪魔になるだけなので要らんかったんやと思います。

そんで、行方不明になったあの首輪は黒モフ自体が神隠しをしたのでせう。

この子にはちょいとそういう不思議なところがあるんです

またそれは別の件でお話し致しやしょう。

 
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んで
お猫と会話できるマダムからアドバイスいただいたテラピーグッズも彼の回復にかなり効果があったと思われます。(詳細は過去ブログでどうぞ)
 

バッチフラワー・レスキューというレメディ

(興味がある方、おるんやろか)

体内に取り入れることで、感情や心のバランス維持に役立てるという考え方の元に作られた5種類の薬草がブレンドされたテラピー系オイル。

わりと有名らしくてワタクシの周りのマダムたちはみんな(主に人間用は)常備していて、ご多分に漏れずワタクシも持っておったんですが(精神安定というか、不安や神経の高ぶりを減らしてくれる。感情の浮き沈みのバランスを取れるようになる 。落ち着き、平静さを取り戻す作用があるらしい←人にもよるだろうがな)

これね、動物用もあるんざんすよ。

ワタクシはともかく(実践するやうな機会がまだなかっただけな)黒モフにはかなり効きましたん。

精神的なピリピリが収まり、アレルギー患部を掻き毟る事がなくなりました。

なんでって聞かれてもワタクシは科学的に説明できぬがあくまでも結果な。

 
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あとこれ(紹介が雑やわ)
 

溺れるものは藁をも縋りたいときには(いつでも関西のオバハンの表現は大袈裟やからね)

効果の程は試してみんと分かりませんやんか。

お猫って、買ってきたおもちゃよりその箱の方が好きやったりするのは当たり前なんで、効果がある子、ない子もおるわけですわ。

このリラックス効果を謳ったスプレーは不評っぽかったんですけど、こちらのコンセントに差し込むプラグタイプのヤツ(名前なんやねん)は3匹に効果がありました。

今はみんな落ち着いたので継続してはおらぬよ。

でも黒モフの精神安定を目指して他の2匹のピリピリもかなり治ったと思うわ。

 

そして、黒モフは言葉を完全に理解できるのでとにかく話しかけること

そして一緒に遊ぶ時間を作ること

これはもう、オバハン頑張りました。

お陰さんで1ヶ月ほどで劇的な改善が見られたんだな。

黒モフの精神が安定し出したらアレルギーの傷はすっかり消えて、同時に他のお猫たちとの関係も元に戻りました。

 
 

あんなことそんなことの

騒動の後は落ち着きを取り戻しつつある我が家の日常(と願いつつ)

 

 
 
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立冬の日には、見渡す限りの黄金地帯(何だったら本家の黄金丘陵のスケール以上なんでそれはもう圧巻よ)に壮大な虹が見られましたんよ。
何やしあわせです。
 
ええ、
たとえ三段落ちの本命が
ワタクシの携帯の故障というまたしても「そっちかーい」というネタになった事すら
笑い飛ばせそうな勢いですわ。
 
前回の携帯昇天はもう4年前なんやねぇ
こないにこの世のものとは思えぬやうな美しい絶景に恵まれて
多少の不便不具合はあれども
機嫌よう毎日健康に生きられることに感謝やね。
 
まだまだワタクシは当分ジャポンへ帰国予定の目処は立ちませんけど
それも別に差し迫って問題ない感じざんす。
どこに住んでても、自分の機嫌を上手に取って柳に風で生きていけたらこれ幸い。
 
 
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と思えるのも

喰い意地が張った人間にはかのやうな味覚が徒歩圏の森から収穫できることも

幸いしておるのやも知れません。

食いしん坊万歳でござるよ。