とある夜のことです。
詳細を書くと10ページくらいの愚痴になりそうなので割愛しますが、
まー色々いろあった1日で、夜の7時すぎに「みんな本当にいい加減にして!ママはもう家出するから!」と宣言しました。
オタク君が「はい。うさこは毎日よく頑張っています。外でリラックスしてきてクダサイ。」とアッサリ承諾したので家族公認の家出をしてきました。
(それはもはや家出ではない?)
金曜日の夜に突然自由の身となった私。
さてどうしましょう?
ぬ〜すんだバイクで走り出したりはしません。
地下鉄で行きました。
行き〜先もわからぬままではありません。
行き先はGlenn Miller Caféです。
以前から機会があれば行ってみたいと思っていたのです。

8pm過ぎにお店に入ったらすでに満員。
小さな店内なので新規客が入ってくると一瞬視線を浴びます。
そこでキョドッてはいけない。
一瞬ひるむにはひるむけれど、「私常連ですけど何か?」的な顔をしてとりあえずビールを頼み席を確保します。
そして「私、Jazz通です。」みたいなマダムやムッシューにひるんではいけない。そんなはずはないのだから。
「大人がリラックスして楽しむ金曜の夜」みたいな雰囲気だからそれを壊してはいけない。故に威風堂々たる態度で臨みましょう。とにかく空気を壊さないように!雰囲気に溶け込んで!
みたいなことを心の中でつぶやいて自分を鼓舞する。(どんだけ?)
とにかく狭い。けれど不思議と心地良い空間。
演奏が始まるまでは暇なので、コッソリと写真を撮ってみたり。
ひたすらビールを飲み、大変だった1日を思い返して反省したかと思えば、怒りがぶり返してきたりで心の中は大忙し。
フライドポテトとジェラードも注文。
夕食を食べてから来たのにまた食べるの?と自分に呆れる。
「とにかく軽いビールをください!水みたいなビールがいい。黒っぽいビールとか無理なんで!」というオーダーにより出てきたこちらのビール。
じゃあ水飲んどけよ!?とか思われていてもしょうがない。

まーたフライドポテトが揚げたてでビールとよく合います。
止まらない。でもなぜかケチャップじゃなくてニンニクマヨネーズみたいなのが添えられてきました。
肝心の演奏ですが、ドラム、ピアノ、歌、あとでっかいバイオリンみたいなのを弾いてました。ベース?あれ何で言う楽器でしょうか? 4人だからカルテットてことでOK?
私は典型的な女性脳なので、細かい情報を知りたいとは思わない。故に調べもせず。
子供の時分、日曜日になると父の聴くJazzが家の中に溢れていました。
だからJazzは懐かしい記憶。
この日の演奏は日曜日の父のJazzとはまた趣が違う、しーっとりとした歌で軽快さはあまりない。。。かなあ。
詳しいことはよくわからないけれど、聴いていると心地よくて、ちょっとした瞑想状態でした。
ストックホルムでJazzを聞いているのに、子供時代に東京のアパートで家族4人肩を寄せ合って暮らしていた風景とかが蘇ってきました。音の記憶って不思議。
ヨックモックの空き缶の中にカセットテープ(!)が入っていたなあとか。
ダイニングと子供部屋の仕切りのガラス戸にあった四角い模様を指でなぞるのが好きだったなあとか。
40分くらい演奏したら1回休んでそのあとまた40分くらい演奏。
演奏と演奏の間にお盆を持った店員さんがお金を集めて回ります。
「最低50クローナ。それ以上も歓迎!Swishでの支払いも大丈夫でーす。」という明るい店員さんでした。でもSwishだと風情がないので現金持参が良いかなー。(Swishはスマホとかで支払いが出来るアプリです。)
3セッションあるけど私は2セッション見て帰りました。
演奏を楽しんでいるうちに大変だった1日のことをスッカリ忘れてしまい、ご機嫌に帰宅しました。
ちなみにビール65クローナ、ポテト65クローナ、マンゴーアイス50クローナとライブ代100クローナ(2セッション)でした。
今度はオタク君と行きたいなあ。
子供達どうしましょう?
ベビーシッター代の方が高くつくねって話です。
でもまた行くと思う。
今度は家出じゃなくて。
↓ストックホルム観光でオススメです。
Glenn Miller Café
Brunnsgatan 21A, 111 38 Stockholm
おわり