小学生でも学習塾に通う生徒は大変多く、
今となってはさほど珍しくない話である。
また小学生の場合は、
学習塾の他にピアノとか習字とかの稽古事があり、
むしろ中学生より忙しい日々を過ごしている人が多いのではないか。
さらにスポーツ関連の習い事も合わせると、
小学生をめぐっての争奪戦は学習塾同士のみならず、
月謝を払う物事すべてがライバルであると考えざるを得ない。
しかし地元の小学校を見てもわかるように、
どこの小学校でも生徒数が減少し、
学校の統廃合の整備が着々と進行している。
学習塾でも生徒獲得のために小学生の頃から募集し、
中学校の3年間、そして高校の3年間を維持することによって、
少しでも長く在籍してもらう手法が見られますね。
今や、私立中学を受験する生徒が増えているため、
小学生の学習塾に対する依存度は
昔より高くなっていることは確かである。
ただ小学生の絶対数が全国的に見ても年々減少の一途であり、
ますます小学生獲得のための争奪戦が激戦化して来る。
これからの学習塾の在り方として、
まずいかに小学生を多く獲得するかに比重がかかると言ってよい。
また学習塾としてライバル視すべきものは、
他塾ばかりでなく、スポーツ関連であると考える。
なぜなら、スポーツ関連は本人の関心が
他の習い事と比べると非常に高いからである。