線維筋痛症をテーマに書いてきたシリーズはこれで終わりにしようと思いますニコニコ

 

長らくありがとうございました!

 

 

線維筋痛症の原因にグルタミン酸ストームがあるということは書いてきた
線維筋痛症 ― 痛み/不眠症/倦怠感/痒みの仕組み ― まとめ


グルタミン酸は興奮系、GABAは鎮静系の神経伝達物質で

線維筋痛症の原因は慢性ストレスで、ベンゾ離脱症状の場合はその薬理効果で

GABA受容体をダウンレギュレーション、グルタミン酸受容体をアップレギュレーションしてしまうという内容だったね

 

 

どのみち体中をめぐる神経システムがやられてるので、痛み(線維筋痛症)だったり倦怠感(慢性疲労症候群)だったり眼瞼痙攣だったり過敏性腸症候群だったり不眠だったり病状はなんでもアリなわけや。

 


だから、発病の前にベンゾを服用してなかったか、自分の服用歴を調べてみるといいと思う

 

ベンゾジアゼピン系薬剤一覧

 

なにかのキッカケで飲んだベンゾ、それこそ精神科だけじゃなくて、歯医者とか整形外科、内科、泌尿器科、婦人科、耳鼻科・・・・全部だねー。どこでも処方するよえー

 

 

 

 

 

記事参考下矢印

慢性疾患と似ているベンゾジアゼピン医原症状

 

 

 

◆◇◆◇◆慢性疾患と似ているベンゾジアゼピン医原症状より 一部 ◆◇◆◇◆

 

次のリストは、ベンゾジアゼピン医原性の不定愁訴につけられる一般的な病名および症状です。ベンゾジアゼピン被害者の症状があまりに酷似しているために誤診された病名も含まれています。


自己免疫系:橋本病、ループス、ライム病、慢性関節リウマチ

心血管:高血圧または低血圧、姿勢起立性頻拍症候群(POTS)、頻脈

歯科:歯科齲蝕、乾燥口、歯痛

内分泌系:クッシング病、低血糖症、甲状腺機能亢進症、甲状腺機能低下症、インスリン抵抗性

胃腸:胃酸逆流、胃炎、過敏性腸症候群

遺伝:エーラスダンロス症候群

免疫学:がん、橋本病、間質性膀胱炎、肥満細胞活性化症候群(MCAS)、再発性感染症

神経学:筋萎縮性側索硬化症(ALS)、錯乱、線維筋痛症、偏頭痛、多発性硬化症、筋衰弱、筋萎縮性脳脊髄炎(慢性疲労症候群)、神経痛、神経障害、麻痺、硬直症候群、脳卒中、耳鳴り、めまい

眼光学:ぼやけたビジョン、ドライアイズ、眼瞼痙攣

精神医学:双極性障害、境界性人格障害、変換障害、カタトニア、うつ病、痴呆、解離性障害、不眠症、躁病、強迫神経症、広場恐怖症を伴うまたは伴わないパニック障害、パラノイア、精神病、PTSD

生殖器:勃起不全、不妊症、月経不順、多発性卵巣症候群

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

きっと

 

「別に発症以前はベンゾとか薬の類はぜんぜんのんでない」

 

という方と

 

「うわぁぁぁ思い当たるー!」

 

という方と

 

 

分かれると思う真顔

 

 

 

 

 

わたしの推測だと、神経性難病患者さんの約2~4割くらいがベンゾが原因、じゃないかとキョロキョロ

 

 

たぶんね、たぶん。

 

 

根拠は去年に発表された以下の論文。

 

 

 

眼瞼痙攣患者の39%は薬物誘発性(ほぼベンゾが原因)by 若倉雅登(井上眼科病院 名誉院長)

Blepharospasm in Japan: A clinical observational study from a large referral hospital in Tokyo

M. Wakamura,A. Yamagami &M. Iwasa

Received 13 Oct 2017, Accepted 22 Nov 2017, Published online: 09 Jan 2018

 

 

 

 

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『ベンゾの減薬は年単位で』

『ベンゾ依存は依存(addiction)ではなく薬剤性脳障害(Injury)』