瞬読の技会得したり & 古着屋総兵衛終巻 &「日の昇る国へ」 | KISHO director's blog

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人生のほとんどを広告マンとしての「食」に特化して考えてきた。愛食家として、これからは新しい観点で日本の「食」を考えていきたい。
もう一つ、人生とクラブライフ「ゴルフ」だ、太平洋クラブと富士カントリークラブの日常、箱根御殿場ライフを綴る。

 
三田図書館で佐伯泰英の棚、人気の作家だけに文庫の出入りが激しい・・・目についた一冊、「古着屋総兵衛」が18巻で終了と、即手にとってお借り上げです。
古着大市開催の二日前。将軍家斉近習、自称御用取次古瀬嶺斎なる旗本が古着大市の売上の一部を公儀に上納せよと圧力を掛けてきた。
 
古瀬は無役の小普請組から、瞬く間に将軍近習にのし上がった男だった。総兵衛は手を尽くして背後関係を調査する……。
 
そして、バタヴィアのカイト号を引き取りに、一族三百余名を従え、いよいよ総兵衛が海を渡る。夢と希望を乗せた「武と商」の物語、ここに完結。

 

佐伯氏と暫くお別れの瞬読。

村上作品の合間、気分転換。