一工夫が見える店 & 麻布十番に本物登場 & とんかつ「都」 | KISHO director's blog

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人生のほとんどを広告マンとしての「食」に特化して考えてきた。愛食家として、これからは新しい観点で日本の「食」を考えていきたい。
もう一つ、人生とクラブライフ「ゴルフ」だ、太平洋クラブと富士カントリークラブの日常、箱根御殿場ライフを綴る。

 
麻布十番にとんかつ屋は数軒あるが一軒として「美味しい」と感じたことはない・・・いつも思っていたのは「とんき」があったら、だ。
それができてしまった、それもナニワヤの2軒隣と来た・・・カウンターが中心だがちょっとリッチ感のある造りです。

ビールの瓶はサッポロの黒生、益々嬉しくなりますね・・・。
開店してからすでに二度目のチャレンジですが、本日は相方と・・・ジャブ感覚で「紙かつ」薄くカットされた相模豚肉です。
私の本題はこれ「串カツ」です、串の差し痕がカツの断片に残っている・・・「二本」俗に言う、葱が挟まったバージョンではないのです。
珍しいというかビックリ物はメイプルシロップをかけていただくのを推奨・・・当然と串カツでテストしてみましたがイケますです。
目の前での豚肉のカット風景、美味しさを都合のいい脂分だけ残してカットしていきます・・・肉屋の持ってきた豚肉をそのまんま使うといった一般店とは全く違う工夫です。
相方はご飯付きの「上ヒレ」・・・一口食べてニッコリですね、脂分の心配がまったくないような揚げ方、麻布十番にとんかつの新風炸裂です。
 
この店のメニュー構成は今時風と感じる、色々と眺めてみると「カレーのルー」だけとか、さらには私の好みの「かつ煮」まであるのだ・・・客の心を研究してある工夫にはいささかも感心しきり、嬉しくなる&納得するとんかつ屋と言えるのです。
 
麻布の土地柄か夜になると年寄りが多いい、同じ状況は目黒「とんき」と似ていて妙・・・密かにブームを呼んでいる感じは二度目でもシッカリと分かる、麻布山入り口の交差点です。
 
麻布十番でやっとできた本物の店。
とんかつの「都」要チェックです。