葱ばっかりも結構 & 世代を超えた飲み会 &「葱や田蔵」 | KISHO director's blog

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人生のほとんどを広告マンとしての「食」に特化して考えてきた。愛食家として、これからは新しい観点で日本の「食」を考えていきたい。
もう一つ、人生とクラブライフ「ゴルフ」だ、太平洋クラブと富士カントリークラブの日常、箱根御殿場ライフを綴る。

 

委員会の帰りには陽が落ちて浜松町も秋の風と気配、駅に続く立体歩道から眺められる東京タワーのイルミネーションはすっかりとパラリンピックイメージで煌々と演出中。

一本東京タワー寄りのビルからは軒並み居酒屋が立ち並ぶ、そのほとんどが今時のチェーンの店ばかり・・・男三人の決めた店は「葱や田蔵」。

よって本日の頂く料理イメージは葱の一本勝負なり・・・色々とメーニューはあれど、心は久々のヒットかもと。

ネギマ鍋のチョッと洋風でしょうか、マの字の鮪の欠けた葱の煮込み。

葱に合わせて生ビール後は白ワイン・・・品質はお手軽物でも値段はかなり重い、これが3500円とは恐れいる、ざっくりと荒利益が85%なり。

葱のから揚げ、そのまんまぶつ切りにしている・・・この日のヒット品はまさにこの一品に尽きる。

「葱のチジミ」カリッと仕上がっていて食感はいいのだが、葱を実感できないのがなんとも残念至極・・・焼き葱に行こうとは思ったものの、気持ちはここらへんで葱物は止めておこうと全会一致となった。

 

葱物以外にも色々とオーダーは留まらないのが食べ盛りのさすが現役組、肴を細々と口にして話を聞きに回っている身としては料理より話に華を探した・・・私にとってはクラブの若手の意向がよく見えた日となった、こちらの方が美味しい肴となったような。

 

40・50と60代の委員会後の飲み会、色々な仲間飲みがあるがこの手の会はいたって健康的・・・色々な具体案が飛び出しながらの二時間強は全く時間の長さを感じさせない。酒を飲みながらアルコールが飛んでいくような気がして、気分は何とも爽快だ。

 

ひとり飲みを卒業しようと思う。

世代を超えた飲み会は最高なり。