台風で被災された方々、心よりお見舞い申し上げます。 
テレビの映像を見るたび心が痛みます。。
凄い被害となってしまいましたが、1日も早い復興をお祈り申し上げます。



先月、宮城県気仙沼市へ行って参りました。
中村月子さんとのコラボ活動の紅月。
気仙沼にある角星さんという酒蔵さんと紅月がコラボさせて頂き、そのお酒のプレイベントでライブをしにお邪魔致しました。

わたしの中で最も記憶に残っているのが、20歳の時に起きた3.11の大地震。
埼玉の地でもかなりの揺れでとても怖かったのを思い出します。

そんな中見たテレビ映像。
何もかもが津波に飲み込まれた町。

気仙沼もその被害に大きく見舞われた地の一つです。

あれから9年。
世間でもあまり騒がれなくなり、わたしの頭のなかでも大分薄れてきていた記憶。
いまから行く気仙沼が一体どんな風になっているのか、ずっと気になっていました。

土地についたとき、体の中に巡る血が一気に流れたのを感じました。

9年という月日が長いのかどうかは分かりません。
でもわかることは、10分移動すれば全て用事を済ますことができるほど、でもまだまだ復興はしきれていない状態だということ。
なんだか心も今までに感じたことのない重さになり、頭は何も考えられなくなりました。

そんな中ライブペイントをさせて頂きこれからの明るい未来を祈り、不死鳥のような存在の水鳥を描かせていただいたのです。

詳しくはこちらの記事で


ライブのダイジェスト映像




前の日、リハーサルをして"ピンポン"というお店に連れて行って頂きました。



新鮮な魚介は本当に美味しくて美味しくて。。
この町の方々も温かく迎えてくださり、さらに胸が熱くなりました。

ホテルに帰った後は、窓の外から吹く気持ちがいい風に当たりながらしばらくぼーっとしてしまいました。

ライブペイントの後は陸前高田市まで連れて行って頂き、さらに厳しい状態を目の当たりにしました。
でもここで感じる風は心地が良く、優しいものでした。



こんなに素敵な場所。。
元の姿に戻れる日が1日でも早く訪れますように。。
祈ることしか出来ませんが、心の底からそう思いました。



15号の台風に引き続き今回の台風19号。まさか関東でこんなにも凄い被害になるとは誰も予想していなかったと思います。
わたしも近くの川が凄い水位になっていて、氷川神社の木は倒れ、本当にこれが現実なんだ。。と改めて恐怖を感じました。


明日、私は生きているのだろうか。

いつもの様に筆を持って絵を描いているのか。

もういつ何が起きてもおかしくないんです。

家族がいて、毎日絵を描いて、展示をして。。

当たり前に過ごしている日常は当たり前じゃない。

だから筆を持つことができている今日に感謝して、しっかり1日1日を噛み締めて悔いなく過ごさなくちゃいけない。


今回、強くそう思いました。



気仙沼の話に戻りますが、

絵はこのような事態で一番必要のない部類にはいります。

でも、心には必要であってほしい。

私にしか出来ないことが、今回少しでも出来ていたのなら本当に幸せなこと。

芸術のパワーを信じて私は、筆を持つことができる限り、ずっとずっと色々な願いを込めて。色々な人へ向けて描き続けたいと強く感じた今日この頃。



水鳥記紅月のクラウドファンディングのページです。

水鳥記 紅月


この活動がすこしでも被災地の復興の一歩になりますように。




丁子紅子