わーんあせる もうすぐ終わってしまうよーービックリマーク

悲しいよ〜。アッシュー!!


 

と、嘆きながら、今週も自分のためだけにアニメ『BANANA FISH』の感想を。

♯18「海流のなかの島々 Islands in the Stream」


 

キッパードのところから帰還したアッシュ。無事に戻れたことに安堵したのか、翌日は英二に5回も起こされたのに起きる気配はない……。


 

以下、自分のためだけのメモを箇条書きで。

 

・英二がNORINORIくんじゃない鳥キャラ(人相の悪いグレたNORINORIくんみたいなヤツ)のTシャツを着ていることにぎょっとしたら、アッシュも着ていた。まさかのペアルック!! 下のスーパーに売ってるのか!?

・寝起きの悪いアッシュの寝ぼけ顔が激カワ。肩甲骨も素敵ドキドキアッシュの身体が相当好きだ、私。

・朝食用にアッシュの好物の海老とアボカドのサラダを用意したので意地でも食べさせたい英二。ふとんを剥がしたり、シャワーに放置したり、無理矢理テーブルにつかせたり、と甲斐甲斐しく世話を焼く。アッシュの「誰か食ってある」の声のトーンがいいビックリマーク

・2度目にアッシュを風呂に放置した時の英二。黒のボクサーのおパンツはどうしたはてなマーク 脱がせたのはてなマーク

・「何時に起きたはてなマーク」のアッシュの言葉から、英二が「低血圧なんてか弱い女の子みたいだな」と、それに対してアッシュは「年寄りは朝が早いな」と返す。その口撃合戦が愛おしい。お互いにお互いを罵り、仕舞いには新聞を読んでいる英二に向かって「セサミストリートでお勉強してからにして」って。そう言った時のアッシュの表情も、そう言われムクれる英二の表情も好きラブラブ


 

この回は痴話げんか部分だけが癒しで、あとは息の詰まる怒濤の展開が続く……。

癒し部分を含め好きなシーンがてんこ盛りだった。


 

・白に「アッシュのこと、良くご存知なんですね」と言う若がもう嫉妬しているようにしか聴こえない。ここだけでも若がアッシュに複雑な感情を抱いているのが分かる。上手く言えないけど、若は自分と同じような境遇にいたアッシュに出会って、そのアッシュが何もかも憎んでいる姿を見て、一瞬救われたのではないだろうか。

もしかしたら、終わらない地獄にいるのは自分だけではない、と思ったのかもしれない。

だけど英二との距離を少しずつ縮め、お互いがお互いを必要とし、信頼し合う姿を見て、一人だけ救われようとしているアッシュに失望したのかな。

若が英二さえいなければ、と思うのはよくわかる。共感はしないけど、理解は出来る。でもシンがいるじゃんか。給仕とか。


 

・白の銃弾から英二を守るアッシュが捨て身で……。もう……。

・かつてアッシュに『海流のなかの島々』を「もう少し育ってから読むんだな」と言った白。14歳のアッシュがあの本に描かれている孤独を理解しそうで嫌だったのかな、と思った。たった14歳の子供なのに――。


 

・「日本に来ないかはてなマーク」のくだり。「妹なんてぶっ飛んじゃうぜビックリマーク」と手振り身ぶりで表現する英二。ああ、もう本当に行かせてあげたい。そして私もぶっ飛びたいガーン

・英二の眠るベットにひざまずくアッシュのシーンも好き。まさか、このシーンで動くアッシュを見れるとは夢にも思わなかった。姫を守る騎士。

「許さない」

「おまえを傷つけるやつは絶対。例え誰であろうと」

「誰にもおまえを傷つけさせたりしない」

アッシュの英二に対する強い気持ちが物凄く現れている。


 

「キミが撃つんだ。キミ自身の頭をね。出来るはてなマーク

若に拳銃を渡され、自分で自分を撃つように言われたアッシュ。もしも出来たら英二には手を出さない、と言われ、何のためらいもなく自分の頭に拳銃をつきつけ引き金を引く。

誰もが息をのんだ瞬間だった。ゴルちゃんは無表情に見えたが、若は「!!」って顔になり、白は切なげな表情を浮かべた。

こうなる可能性が僅かでもあったからこそ、若は弾を入れなかったのではないだろうか。


 

・「ブランカビックリマーク 一発殴らせろビックリマーク」のくだり。白に殴られた時に吹っ飛んで来たアッシュのお尻が……恋の矢

アッシュが辛い想いをしているのに、お尻に釘付けになってごめんなさい。

・白へ自分の気持ちを吐露するアッシュ。

「オレは今幸福なんだ」

「この世に少なくともただ一人だけは何の見返りもなく、オレを気にかけてくれる人間がいるんだ」

「もうこれ以上ないくらい、オレは幸福でたまらないんだ」

アッシュにはスッキプやショーターやお兄さんがいたけど、やはり英二はちょっと違う立ち位置なんだろうね。スキップやショーターは親友と言うより同志で、英二は自分より大事な人はてなマーク


 

・マックスもアッシュに取っての英二の存在の大きさが分かっているから「英二かはてなマーク あいつが危ないのかはてなマーク」「行けビックリマーク 行っておまえの大切な友達を救え」と言って送り出すことが出来る。子供の頃のアッシュの周囲にマックスみたいな大人がいたら、アッシュの人生は変わっていたかもしれない。


 

今回はコミック1冊分くらい飛んでたのかな。もっとかも。

白灰のやり取りも相当摘んであったけど、不自然な流れにはなっていないので見応えがあった。

でも全体的にアッシュの悲しい表情が多く、それを癒すためにまた最初の痴話げんかシーンに戻ると言うエンドレスをもう6回繰り返している私は大丈夫だろうか。

自分で自分が心配になりましたゲラゲラ


 

もうさ、原作とラスト変えないはてなマーク

と、吉田秋生先生に掛け合いたくなっている自分がいる。

それでは皆さん、アデューグッド!