ついに始まりました。
日本語教師になる為の第一歩を歩み始めましたニコニコ

初日の講義は
この半年間どのような学びをするのか…
などといった概要説明と、自己紹介で終わりました。

都内に住んでいない方もいるので、
オンラインの参加が半分くらいいました。
現地にいらした方々と、オンライン受講併せて
18名いるようです。

細かくいうと初日は17名でしたが、
初日を体験入学で入会を決めた方もいらしたわけです。

私は少人数で会話をするのは大好きですし、
かなり気さくでお喋りなタイプだと自負しております。


でもね…
大勢を目の前にすると
急に恥ずかしくなり、頭が真っ白になるタイプなのです不安

ですから
初日の自己紹介は超緊張してしまい、
出身地と現在の居住地など
みなさんが最初に話す事でさえ抜けてしまい…驚き
学歴と志望動機だけ超早口で照れながら喋り切って
そそくさ…と席に着いてしまいました真顔


それだけのことなのに、
家に着いたらげっそりと疲れ切ってしまい、
レトルトのお昼を食べると寝てしまいそうだったので、
3時ごろからお風呂に入り、
夕食を作って子供達に食べさせ、
わんこ達のご飯をあげて、
最低限の家事と明日のお弁当の準備をして
7時半にはベッドへ…ふとん1ふとん2ふとん3

我ながら早すぎるっアセアセ
って思ったけど
それだけ体が疲れてた…
でも毎回そうなんだけど、
体が疲れすぎるとすぐに寝付けないもの…
きっと最初の1時間は寝てなかったな…っておもう。


ほんで翌朝は5時起き。
アップルウォッチ確認したら、
8時間40分も寝てたようで
超超超
スッキリ目覚めましたお願いお願いお願いキラキラ


それで元気に二日目の授業へ。

二日目は【文法・形態】という授業。。。

日本人が学校教育で習った学校文法と
日本語を母語としない外国人が習う日本語文法との違いを1から学びました。

日本語って、
言葉に自由が効くぶん
複雑で難しい言語だって思い込んでた自分がいました。

英語はシンプルなのに、日本語ってなんて複雑なの〜タラーってみんな思ってると思う。

毎日日本語に囲まれた家族と共に育ってきたから
その環境下で自然と習得できたものの、
1から文法で学ぶなんてどうなん??
って…
それにそもそも
『日本語にきちんとした文法なんてあるの?』うーん
とさえ感じてた。。。

でも
ちゃんとあるんですよね。。

英語と違って並び順としては
それほど画一したルールはないんだけど、
動詞の変化が実はとても細かく、そして文法的なんですね。

学校文法で5段活用とか上一段活用とかおぼえていますか?
あれです。

あれの表現方法が学校国語と日本語教育では違うわけですが、
流れ的には同じです。

46歳になって急に中学生に逆戻りしたような
おかしな感覚に落ちました笑い泣き笑
全く覚えてないし、
難しかったし、
ミスしまくったけど…

超楽しかったです〜ウインク星



日本語ってとても力強いマッスルな言語だなぁ〜って

でも
伝える側が、もし正しい日本語を使わなかったら
聞き手側は、勘違いしやすいから繊細な言語だとも感じました。


ブログやTwitterをやっていると
言葉を伝える難しさを日々感じるわけですが
その分、言葉を伝える大切さも実感できます。


日本人は「1を聞き、10を知る」ことが美徳だと考える傾向があります。
行間を読め、とか
空気を読め、とかいうのがそれ。

でも海外ではそうじゃない。

フランスでは日本とは逆で
「10を語って1を知る」という言葉があるようです。


つまり、
それくらいコミュニケーションを沢山取らないと
物事の初歩的な部分さえ伝わらない
っていうような考え方みたいです。


これもよく理解できるなあーって。
ニコニコ

日本語の場合、
他の外国語と違って高文脈文化なんですね。

文脈の要素が大きくて、
そこから多くを推測することも可能だって話なのだと思います。



愛さんのブログへのコメントにも書きました下矢印



アヤミさん(仮名)のちょっと微笑ましいお話が書かれています。


私のコメントはこちら下矢印





いゃ〜(^_^;)

日本語って本当に奥深いと思います。



話し手と聞き手、お互いにリテラシーが高くないと深い会話などできませんよね…アセアセ


日本の公教育では批判的思考法も学べないわけだから、尚更深刻だと思います。




尾木ママのブログではチャットGPTの話をされていました。


これ、伝え手の側が、リテラシーゼロのAIですからね…爆笑


高文脈文化の日本では、更に難しいってお分かりになるかと思います真顔


んで、

私もコメント入れました。


最初に出てくる友人は、
現在同じ授業を受けているクラスメイトです。




日曜討論は見ておらず申し訳ありません。

今朝、チャットGPTを使ってみた友人の話を聞きました。
彼女は日本語教師と行政書士の資格を持っているため、文章の不正確さのみならず、前後の文脈の不自然さなども瞬時に理解できることも重なり、チャットGPTを思いっきりバカにしてました(笑)

毎日新聞の記事でも載っていましたが、自分がよく知らないことには使わない方がいいようです。
特に高い安全性、真実性が必要なことには使ってはいけない、と。

チャットGPTの答えが間違っていても、それがわからないくらい正しく見えてしまうので、リテラシー(理解力と分析力)が不足していると、「正しい」と思ってしまう。
そうするとリテラシーの高い人と低い人との間で分断が起きかねないとか。

民主主義にも悪影響を及ぼすのは確実だと思います。
これ↑新井紀子教授も仰っていました。

本物の民主主義を得るためには批判的思考力が必要です。
今の日本ではこれを学べないから尚更危険だと思います。

これ(チャットGPT)が好きな人は深く考えることを避け、手軽に答えを得ようとしがちになります。
単なるデータ量で集めた情報なだけであって、決して正しいとは限らないのにです。

しかも、好きな情報だけに接してしまい、多くの情報の正しさに気を留めなくなるとマジョリティこそ正解だと思い込み、民主主義が成り立たなくなるということです。

これ、
無料で誰でも気軽に利用できるのは本当に危険だと思います。
世の中が混乱して、ますます分断が深まるのではないでしょうか?

私は規制して欲しいです。

まずは、リテラシー教育から始めてほしいですね。




また、
日本語教師養成講座の話に戻ります。

高文脈文化に住んでいる日本人は、
わかりきっているような事柄を、
低文脈文化の外国人には敢えて口に出して説明しないといけません。


例えば

遅刻してきた人に
『今何時だと思ってるの?』
と聞くと、
『何時何分です』
と返事が来るわけですニヤニヤ笑

皮肉もレトリックも何も伝わりません笑い泣き


だから
もしかすると日本人は他の国の人以上にリテラシーが必要なんじゃない?
などということを
私は最近よく感じています。



地球上には何千という言語があるようです
その中で日本語は最も文脈に頼る言語です
(エドワード・ホール)