ウール地の生地屋さんで、目の保養をしてきました。

自分のスーツの誂えをお願いしに行って、スーツは国産生地で作ってもらいますが、そこはついでにハリスツイードやら、ゼニアやら・・・つやつやの110sとか見ちゃうと、心は揺れますが、お財布の紐は緩むほどの長さがないので、最初から、国産で!
でも、生地を触って、織りを見て、これならと思うものでオーダーすればいいので、国産が質が低いわけではありません。原毛はほぼオーストラリアかニュージーランドからの輸入ですから、国産といっても、織ったのが国内というだけ。

やっぱり、ビスポークは楽しいし、できあがりが楽しみです。
フィッターさんと、ゲーテ談義で盛り上がりました。
ミニヨン、好きな人がいたんだ~~~。嬉しくなっちゃいました。
フィッターさん、私より若い方なので、自分が現役でいる間は長くお付き合いができるところも、いい。
ホームスパンの生地とかもあって、ああ、こんな風に織れたら・・・とも思いました。

勤め人、12時間はくらいは仕事と通勤でスーツを着ているわけです。
次に長い時間着ているのは、多分、パジャマ。
できたら、思い入れのあるものが、一緒の方が良い。

通常5、6着を着まわしますから、5年くらい着るなら、一年に一着更新すれば良い。夏服と合服だと、一年に二着計算。
国内にほとんどお金の落ちない数万円のスーツより、国内にちゃんとお金が回る服を着たい。