春ですね
本日は息子と上野へ。彼のお目当ては国立科学博物館の恐竜の骨。私は国立西洋美術館のロダンとカリエール。国立科学博物館は楽しいですよ。地下から屋上まで宇宙、恐竜、動物、科学、植物と展示がいっぱい。息子と「うわ~!!すっご~い。でか~い。こわ~い。」などと、はしゃぎまわりました。祝日にも関わらず、そんなに混雑していなかったですし。
ロダンとカリエールはロダンの展示数の少なさが残念でしたが、「考える人」を見て考えさせられることもありましたし、とにかく大理石ものは素晴らしかった。妖艶な白の大理石からふんわりと湧き出たような女性の顔と手はこちらに迫ってくるような美しさで、立って見るのがすまない様な気がしました。ひざまずいて神聖な気持ちで見るべきなのではないかと。圧倒的な「美」の前では心がひざまずきます。この気持ちは信仰心と同じなのでしょうか?
日曜日に20代前半からの女友達と定期的に行っている「美味しんぼの会」へ。毎回美味しい料理、変わった料理を食べる会なのですが、今回は青山の骨董道りをちょっと入った薬膳料理店へ。薬膳と聞いてもっと漢方漢方しているかと味の方は期待していませんでしたが、上品で美味。薬膳酒も美味しくて「長寿酒」を立て続けに飲んで、死にたくても死ねない体に。メンバーはジャズシンガー・指圧師・出版編集者・某有名電気会社OL・主婦・靴職人で、てんでばらばら。元は皆リズム&ブルース好きでライブハウス新宿JAMやMOD’S系のパーティーで遊んでいた友人達で話題も、ART、文学、映画、音楽、男(笑)、と毎回とても盛り上がります。今回も思いましたが、とにかく女はパワフルです。女だけの集まりはとにかく笑いが絶えない。ここに男が入ると愚痴だの辛気臭いものが入るんですが、何でだろう?
ここ数日このような気分転換も入りつつ、今夜もソリッド削りに励んでおります。木型作りも最近思うところあって、色々やり方を変えたりして自分で自分に刺激を与えています。春だからでしょうか?ヤル気がみなぎっています。薬膳料理のおかげかな?