午後からは、課題研究。


福嶋先生がお腹を擦りながら集合場所に姿を見せた。




福嶋先生「今日さぁ、フルーツジュース飲もうとしたら」


福嶋先生「コーヒー押しちゃって><」


福嶋先生「俺の体にコーヒー合わないんだよ」


それを分かっていながら、仕方なくコーヒーを飲んだ先生^^;




私もコーヒー飲むと体調悪くなるから、先生の気持ち良く分かるよぉ。






今日の実習内容は


育成箱に植えたハープ達を畑に植え替える作業。


作物の実習中に、福嶋先生がウロウロしていたのは


これを準備する為だったみたい。




「福嶋先生ー、ちょっとコレ借りてもいいですか?」


∑この声は、斉藤先生!?




私達が真っ直ぐに植える為に使用していた


木製の種蒔き用定規を斉藤先生の班でも使いたい様子^^




福嶋先生「えっと…いいですよ」


辺りを見渡し、もう使わないと判断した福嶋先生は


斉藤先生に道具を貸した。




数分後。


斉藤先生が道具を返しに来てくれたが


取っ手部分が


真ん中から折れてる( ̄□ ̄;)!!


福嶋先生も思わず、ハッとした表情w


これを見た友達Fが、ここぞとばかりに攻撃←




友達F「あーあ」


友達F「いーけないんだいけないんだ」「せーんせいに言ってやろ♪」


斉藤先生「うるさいっ///」


福嶋先生「…(ぼそっ)先生だって」


さり気無く、福嶋先生が突っ込んでいたのを


私は聞き逃さなかったw






その後、折れた道具の行方は分からないけどw


観賞用とうもろこしの播種にあたっての説明中に


斉藤先生がカメラを持って再び登場^^;




こんな頻繁に会えるのは嬉しいんだけど


先生の班はほっといていいの???




借り物のカメラを自慢げに手に取った先生。


斉藤先生「このカメラ、いいんだぞー」


斉藤先生「どんなブスでも綺麗に写る(笑)!」


…何か、胡散臭い^^;




早速、女子Mに作業をしているフリをさせ写していた。


女子M「こう?こんな感じ??」


斉藤先生「あぁ、いいねいいね」「そうそう」


私「…(ぼそっ)何か、モデルとカメラマンみたい」


そんな2人の光景が、私には羨ましく見えた。






卒業したら大人しい私をみんなは一番に忘れる。


それなら一層、私が存在していた証拠は残したくない。


そんな悲しい想いから、写真に写るのを避け


友達Fと一緒になって逃げ回ってる私だけど…




斉藤先生になら


先生が私の写真を大切にしてくれるなら、写ってもいいと思った。




記憶はいつか曖昧になるけど、写真を見れば想い出せる。


だから、先生だけは私を忘れないで欲しい。






これから先も、ずっとずっと───






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