友達のお誘いで Atound-40 memory コンサート に行って来ました。

沢田知可子さん、杉山清貴さん、辛島美登里さん、中西保志さんの4人のジョイントコンサート。
それぞれの歌い手さんの歌声は素晴らしくて、あっという間の二時間半でした。

最初の昭和歌謡メドレーは、歌詞もメロディーも覚えているものばかり。
つい一緒に歌っていました(笑)

辛島美登里さんのサイレントイヴ。始めて生歌を聞いたのですが、粉雪が落ちて来る様子が目に浮かぶと同時に、歌詞の意味を知って、流行って聞き流していた頃より深く聞くことができました。

そして沢田知可子さん。
「会いたい」の人としか知らなかったのだけど、朗らかな飾らないお人柄が素敵でした。
何度も聞いて覚えてしまっていた「会いたい」。
亡くなった人への思いを込めて、丁寧に大切に歌って下さるのを聞いて、私も亡くした家族を思い、当時の事を思い出しました。

悲しくて、苦しくて、向き合う事ができなかった情景が甦って、気がついたら涙が溢れていました。

沢田さんの「どうか思い出してあげて下さい」という言葉が無かったら、きっと無意識に忘れようとしていたのではないかと思います。
それくらい、覚えているのが苦しい出来事でした。
でも、思い出せてよかった。すぐ側に感じることができたから。

今日はこのためにここに導かれたのかも。と思いました。

杉山清貴さんのギターの音色にうっとり。
中西さんの関西人らしい突っ込みに笑ってホッコリ。

誘って下さった友人に感謝です。一緒の時間を過ごして下さった友人の友人にも、ありがとう。

ギター講座の発表会に行けなかったのは残念だったけれど、いい時間を過ごす事ができました。