生まれ育った土地に帰るとき、決まって食べたくなる物。
それは、おろし蕎麦とソースカツ丼。
今回の日帰り帰省では、蕎麦屋さんに行きました。




越前市の町中の蕎麦屋さん。
コシのある蕎麦、辛味の強い大根おろし、かつをぶし。
写真を撮るのも忘れて、いただいてしまいました(笑)
お店の裏には、涌き水がありました。

ちらっとでしたが、妹にも会え、父とテレビを見たり夕飯を食べたり。
空気も柔らかく優しく、子どもの頃が蘇って、自分の歳を忘れそうになりました。
父も母も若かった頃。
自分が今、その歳になったわけです。

もう亡くなった母に、今の私の歳の頃に、何を考えていたの?と、たずねたくなりました。
生きているうちに、もっとたくさん話を聞けばよかった。
反抗したり、突っ掛かったりして、母に淋しい思いをさせていたんじゃないかな。

でも、私が自分の娘に思うように、どんな風でも怒ったり悲しんだりは、していなかったのかな。


春のほの明るい夕方、「お母さん」と、声に出して呼びたくなった、今回の帰省でした。