【クオリティオブライフを向上させよう】 | belle diary 未来の経営者達
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QOLという言葉を聞いた事はありますか?これはクオリティ・オブ・ライフと読みます。

私は最近まで知りませんでしたが、概念としては「なによりも大切にすべきは、ただ生きることでなく、よく生きることである」とソクラテスが言ったという哲学的な追及までさかのぼる事ができる、歴史のある言葉だそうです。

 

現代でQOLという言葉を用いる時は「より多く」より「より良く」に価値観を持とう、という意味合いがあります。

これは技術の進歩によって物が簡単に、豊富に手に入るようになった1970年代頃から注目を集めるようになったそうですが、「物質的に豊かさに満たされた生活」ではなく、「毎日が充実し、心身が満たされた生活」に焦点を充てた考え方です。

 

この考えは世界的に注目されており、WHO1994年にQOL「一個人が生活する文化や価値観のなかで、目標や期待、基準、関心に関連した自分自身の人生の状況に対する認識」と定義しました。基本調査票も開発されており、これによって受検者の生活の質を測定する事も可能となりました。

 

モノのたりない時代は、お風呂・洗濯・歯磨きなどの衛生面、また食事・住居・娯楽などの生活面も分け合い、我慢し、助け合わないと満足に生きていけず、人々が「モノ」を手に入れ物質的に豊かになる事が幸せだと思っていたであろう事が想像できます。

また、技術の進歩や、日本では高度経済成長期を経た事で物質的に満たされる時代が来た、その瞬間からしばらくは「物質的裕福さ=幸せ」が価値観として確立されていたのではないかと想像します。

そんな中、その価値観に疑問を抱く人々が出てくるのも、現代の『様々な価値観を認め合おう』という風潮の先駆けかもしれません。

こんな生活がしたいという願望がいざ叶って見ると、違和感を覚えるというのは、学校選び・職業選び、ひいては結婚などの人生の区切りにも共通する部分を感じます。

 

さて、長くなってしまいましたが、冒頭でソクラテスも言っている「よく生きる」とはどんな生活の事をいうのでしょうか。

それはまず、自分を知ることだそうです。自分がどんな事に喜びを覚えるか、どんな事に苦しみを覚えるか自覚し「自分の魂を気遣う」選択を続ける事だと言います。

さすが哲学者ソクラテス、という言葉で難しいと感じましたが、要は健康も大事・お金も大事・心も大事。それぞれのバランスを取りつつ正直に生きる事ができてますか、という自問自答ではないかと思いました。

それはどんな選択?と急には出てこないと思いますので、下記にいくつか例えを出してみました。少々極端かもしれませんがヒントになればと思います。

 

【健康面】

◯いかに自立して健康に生きられるか

×あと何年生きられるか

 

【仕事面】

◯やりがいのある仕事

×やりたくないがなんとなくダラダラ続けている仕事

 

【物質面】

◯ブランドや他者の意見に惑わされない自分が本当に欲しいと感じる物を使う

×みんなが使っているから、流行っているから、などの理由で物を使う

 

【人間関係】

◯一緒にいて楽しい関係

×利害関係の為に無理をして築いている関係

 

【レクレーション活動】

◯自分の趣味嗜好に沿った活動

×人間関係の中で強制された活動

 

様々な領域で選択を迫られる事になる中で「生きがいを感じる」「活力が沸く」「精神的に満足できる」そういった選択を他者や世論に惑わされずに選んで行く事が『よく生きる』『生活の質を上げる』というQOLを上げる事に繋がるのではないでしょうか。

 

これはもちろん、子供のQOL、青年期のQOL、社会人のQOL、老人のQOLなど人生のステージによって変わっていきます。

 

話は少し変わりますが、人間が死ぬときに一番後悔する事がなんだかご存知ですか?

それは職業に関する事が多いそうです。

・本当は築きたいキャリアがあったのに、家族の為に諦めてしまった

・やりたくない仕事をお金の為に長く続けてしまった

・チャレンジしなかった

・仕事に人生を捧げすぎてしまった

・家族との時間を優先しなかった   etc…

 

先程人生には様々なステージがあるとお話しましたが、人間の働いている期間というのはとても長いものです。

また仕事というのは収入を得るという大切な側面があるのは事実ですが、同時に人生の多数の領域を占める時間を費やす自己実現の手段でもあります。

しかしながら、家族、友人、同僚、地域コミュニティなど様々な人間関係がある中で、社会人としてのQOLを上げていく事は時に難しいかもしれません。

 

その中で自分が本当に望むもの、生活はどんなものなのか自問自答を繰り返して、昨日より今日、今日より明日がより良い毎日になるように意識する事が大切であり、社会人として、またすべての面でQOLを上げていく事なのではないでしょうか。

 

100円均一が好きなのも、高級店で贅沢な時間を過ごして商品を購入するのも、賃貸派も持家派も、仕事が一番という考えも、家庭を優先したいという想いもあると思います。

色々な想いのある中で自分の幸せを各々が追及していきたいですね。