新しい命が芽生え


そよ風が吹き


新生活への期待と不安を胸に


過去の自分にさよならを告げる



まだ


幸福の種を手にした私は



その種を


土に返してあげる勇気がない


手を離してしまったら


すぐに芽がはえて


新しい世界が始まることを


知っているからよ





とうに枯れてしまったあの花みたいに


綺麗に咲けるのかな、、


あの時の花みたいに


なれるのかな、、