10月に衆議院総選挙が行われ、
都議選に引き続き
小池百合子氏が注目を浴びています。
小池さんは本当に
イメージ作りがお上手な方。
本来は、マニフェストで政党や、
候補者を見ていかないといけないのですが、
私は、特にカラーの使い方は
とても上手だなと思っています。
小池百合子さんといえば、
イメージカラーは「グリーン」。
これを「希望の党」の字、ジャケット、
スカーフ、柄の一部などに
毎回使用することにより、
「小池百合子」が頭に浮かぶ。
イメージカラーが効果的に
動いている典型的なパターン。
そう、
カズレーザーさんもそうですね。
いつも真っ赤。
いつだったか、
映画の宣伝で
イベントに呼ばれていた時、
赤ではない色を着ていて
誰だか分らなかったときがありました。
企業のコーポレイトカラーは、
きちんと、ひとつの色を定め、
それこそ、ざっくりたとえば
「水色」ではなく、RGBだったり、
YMCBだったりの数値をきっちり決めて
その色みを、なんども
繰り返し使っていくものですが、
小池さんの場合は、
緑っぽい色なら、緑と表現できる範囲の色なら
なんでも身に着けて、小池グリーンと言っています。
それこそ、若葉色でも、
ビリヤードグリーンでも、黄緑でも・・・・。
これなんて、かなり、
黄みが強いですよね。
でも逆にファッションなどで取り入れると、
どうしても、きちんと定めた「グリーン」を
いつも取り入れることは、難しいこと。
お笑いの方でもなければ、
ある程度、毎日ファッションを変え、
また女性であれば、
そしていつもメディアに出ている方となれば、
あれこれと、いろんなファッションでいることも大切。
そうなると、おのずと、
いろんなグリーンを取り入れるぐらいしか、
できなくなります。
でも、そうやって、
幅広く「グリーン」を身に着けることで、
どんなグリーンでも、
小池さんを思い出すという効果を生み出しています。
繰り返し同じ色相
(小池さんの場合 緑)を
身に着けることにより
小池百合子 = グリーン
の構図を見ている人に印象づけています。
お上手ですよね。
他の政党の男性議員が
グリーンのネクタイをしていると、
あれ?小池さん寄りの方?
みたいに感じてしまいます。
とはいえ、衆議院選挙は
今後の日本の方向性を決める大切な選挙。
突如として始まりましたが、
しっかり「内容」をみて政治家を選ばないといけませんね。