正式ご神事② そのしくじりとは☆ | サリーのBe happy☆

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旅行のことからコミュニケーションのこと、日々のつれづれなど、記録もかねて綴っています。

そのしくじりとは、自己紹介の時、

Aさんを知ったきっかけを話そうと、

奈良でのことを話し始めたのですが、

自分でも整理していないことを人前で話そうとしたために、

時間がかかったうえに、要領を得ないものになってしまいました。

 

話している途中で話を止められ、注意されました。

 

何を言いたいのわからない。

その話は、誰のためにもなっていない。

みんなの貴重な時間を奪っている。

 

そのあと、性格的なことを指摘され、

「あなたのような人は…」と、

耳をふさぎたくなるようなことを発せられました。

 

内容は、よく覚えしていません。

もう頭が真っ白でパニック、

体中の血液が逆流したような感覚。

意識が飛んでしまい、遠くに聞こえていました。

息子のことを言われたことは、すこし覚えています。

私のような母親に育てられた息子は、

〇〇になる・・と。

〇〇のところが、思いだせません。

受け入れ難いことだったのか、

ズバリだったのか、、、

 

「とんでもないことをしていまった」ということだけはわかりました。

 

「みんなの時間を奪っている」という言葉は、

何より私の心を引き裂きました。

 

「奪っている」って・・・搾取・泥棒ってこと?

私は知らず知らずのうちに、人のものを奪っていたんです。

 

スピリチャルの世界では、すべてをエネルギーで捉えます。

お金もエネルギーなら、時間も食べ物もエネルギーです。

 

人に迷惑をかけてはいけないと教えられ、

ましてや人のものを取るなんて、一番やってはいけないことだと教えられてきて、

そうあろうとし、そうあると信じてきた自分が、まさか「泥棒」だったなんて・・・

 

それも、今と同じようなことを、知らず知らずとはいえ、ずっとやってきたのです。

 

私は、犯罪者だったのか…

 

この時、懲役〇年を言い渡されたような気になったのでした。

 

そう思ってしまった私にとってのこのツアーは、

ご想像の通りです。

 

それが、人生最大で最強のレッスンの始まりでした。

 

連夜の深夜に及ぶ懇親会?反省会?説教部屋?

Aさんのこともよく存じ上げず、

参加している方々とも面識がなく、

勉強会で少し話した程度の方が二人?

 

そして、自己紹介での失敗からか、

周りの人が冷たいし、対応も怖い感じ。

年下の女性からも雑な扱いを受けているのを感じ、

やるせない思いでした。

 

そんな中で、男性3人だけは、そんな私を気遣ってくださいました。

男の人の優しさが身に沁みました。

 

そこで私がとった行動は、

早く汚名を挽回しようと、

孤立無援の四面楚歌での孤軍奮闘・・・

しかし、それがすべて裏目に出てしまい、

当時の私には、悪夢のツアーとして記憶されたのでした。

 

 

 

 

誤解のないようにお伝えしますが、

それから4年後(今)の私は、その時の私とはまるで違います。

 

人生最大で最強のレッスンを終え(たぶん)、

ずいぶん軽くて明るい世界にいます。

 

悪夢の記憶を、正直に、懐かしく、またいとおしい思いで振り返ることができています。

 

 

あの時、自分を犯罪者にしたのも自分。

懲役刑を言い渡したのも自分。

 

そういう自分を創造し、そういうことを体験してみたかった。

体験したからこそ、「楽しくないから、面白くないから、次いこ!」ってわかった。

体験しなければ、わからなかったんんでしょう。

 

 

今ならわかります。

Aさんが私に発した言葉は、きっと「アドバイス」。

Aさんの言動が、私の持つ「アドバイス」の概念を遥かに逸脱していただけ。

 

Aさんは、イソップ寓話「太陽と北風」の”北風さん”。

旅人の服を脱がせるように、私の闇を炙り出し、

私の心を開こうとしてくれたのでしょう。

 

でも、その時は、”北風さん”のやり方というのは、

信頼関係のある人のみ有効な方法と信じていたので、

まだ知り合ってから日も浅く、Aさんは信頼できる人という発想もなかった私には、

Aさんの言葉、言動すべてに、

「このまま信じていいのだろうか?

 心を開いていないと言ってるけど、開いていいものか?

 このまま洗脳されてしまいはしないか?」

と、それはそれは恐怖だったわけです。

だから、抵抗もしました。

 

そもそも、心を開く目的でこのツアーに参加したわけではなく、

その頃は、そこそこ幸せに暮らしていたから、

特に生まれ変わりたいと願っていたわけではなかったのです。

 

あっ!今思いだしましたが、

そういえば、Aさんを知ることになる前に神様に願ったこと。

 

「神様、おかげさまでかなり成長させていただきましたが、

今のままではこれ以上の成長ができません。

さらなる成長を希望しますので、どうぞサポートしてください」と。

 

※何のことかさっぱりわからない方は、こちらからどうぞ!

 

ということは、次なるステップは、

「心を開くこと」だったのかな?

 

そうそう、ツアー参加のちょっと前に、Ⅹ-JAPANのToshiが、

”いかに洗脳されたか”を話しているTV番組を見ていたこともあり、

それが重なり”これはかなりヤバいかも”とも感じたこともありました。

 

 

Aさんは、

「ここに参加できたのは、

ご先祖様の後押しとサポートがあってのこと」

と言ってましたから、

私自身をよく知らなくても、

ご先祖様たちのお思いに応えるためにも、

力が入ったのかもしれません。

 

でも、その時の私は、

「ご先祖様って?

 どのご先祖様?」というレベルで、

自分の両祖父母しか思い出せないありさまでした。

 

私は、人格を否定され、

「おまえのような人間は、要らない」と見捨てられたように感じたのでした。

 

それも、自分が自分に下した判断。

自分が自分のことをそう思っていたということ。

 

 

そして、すべての原因を

「出発前の胸騒ぎに真剣に取り組まなかったこと、

何より、身の程をわきまえずに、このツアーに飛びついてしまった自分が愚かだった」

と決めつけ、自分を責め続けることになるのですが、

問題はそこではないのに、その思い(過去の思い)に囚われているので、

ツアー中に何かあるとすぐそこに戻ってしまい、

本来向き合うべき部分に向き合わなかったため、

気づきも学びも遅れ、ますます混乱し、こじれるばかりでした。

 

ちなみに、神事中に起きる出来事は必然で、

それはそれぞれに必要なことが、神事と連携・連動しているようです。

私の感覚が、ここまで敏感なっていたことは、

神事中だからこそであり、そして必然でした。

 

これも今繋がったことですが、

ツアーの出来事を通して、私の過去世の記憶?、感情が浮上していたのだと思います。

もちろん、解放されるべき感情たち。

その最中は、強烈な感情に飲み込まれアップアップしていたので、

そんなことを考える余裕はありませんでした。

「殺される!」とまで感じたこともありましたから。

とんだ回想劇(笑)

 

そして、このツアーへの参加を(半強制的に)後押ししてくださったのは、

まぎれもなくご先祖様たちであり、神様という見えない存在。

もしかしたら「大巫女様」のお導きもあったのではないかと

密かに思っているわけです。

 

 

しかし、何もわかっていない私は、

この日から、眠れない夜が続きました。

 

 

 

こんなグダグダ記事を読んでくださり、

お付き合いくださいましてありがとうございます。

感謝いたします。