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 英彦山は、山頂へ向かう道路の途中でクルマを降り、スロープカーに乗り換えます。終点で降りて少し歩くと、拝殿があります。


 振り返ると、ホラ貝を携えた白装束姿の山伏の男性に率いられた一行が、恐らく、麓からでしょうが、スロープカーを利用せずに山道を登ってくるのが見えました。

 そのまま山頂の上宮まで行くのでしょう。


 しかし、妻と私は、すっかり体がなまっていて急な山道はきつく、早々に山頂は諦めて、拝殿で娘の願いが叶うようにお祈りをしました。


 妻が言うには、英彦山にはたくさんの龍がいるらしく、その中の銀龍さんが娘をサポートしてくれるようなのです。


 でも、今すぐには東京に戻った娘のところには行かないようです。かといって、私たちと共に行動するわけでもなさそうです。


 銀龍さんがどのように行動するかは分かりませんでしたが、東京に戻った娘の代わりにしっかりお願いをしました。


 麓のお店では、あのテレビ番組で紹介されていたお土産が売っていたので、神さまたちに感謝して買い求めました。


 英彦山からの帰路の途中で、カーナビに白山神社があるのが映し出されました。

 白山神社と言えば、ご祭神は菊理媛(くくりひめ)。縁結びの神さまです。

 「英彦山の近くに白山神社があるんだ」

 菊理媛は、妻がとても信頼している女神さまです。しかし、幹線道路からは離れた場所だったため、寄らずに家路を急ぎました。


 その頃、東京には台風が近づいていました。(続く)





 お土産の「英彦山がらがら」。素焼きの鈴です。たまたまつけたテレビの番組でこのがらがらを紹介していたのを見て、娘が言った「ひこさん」が、英彦山のことだと分かりました。