先日お伝えした、

支援級だけ

ネイティブ(ALT)の先生による

英語の授業が無い!えーん

…についてのその後の話です。



ありがたいことに、

ブログのメッセージで

教員をされている方から

色々情報をいただきおねがい


その情報を元に、

市の相談機関の元教員の方にも

相談をしたところ…


うちの自治体のALTの先生は

非常勤講師と同じ雇用形態であることや、


ALTの先生による授業が始まった当初から

支援級にはその割り当ては無かった事、


ALTが受け持っているのは

1校だけでは無いため、

他の学校との兼ね合いもあるから

時間的な余裕がないかもしれないこと、


ただ、

夏休み中なんかでも、

授業が無くても

契約に基づいて

ALTの先生は出勤はしているので


特別授業をやったという学校もあったこと、


学年行事などがあり

ALTの先生が暇になってしまう時間があれば

その時間に対応してもらえる可能性はある、


…そんな数々の助言をいただきました。



以上の事から


担任の先生に

丸投げしていい話ではないな…と判断。


やはり

管理職クラスの先生に

自分の口で伝えよう

そう思いました。



新学期になり学校で書いた作文は


『今年度がんばりたいこと』

がお題だったのですが、


息子くんの作文には


「新しい英語の先生とたくさん話して

もっとうまく英語が話せるようになりたい」


と書いてあったのです。



なのに現実は

お伝えした通り

新学期になってからこの1ヶ月、


最初のあいさつで

ALTの先生が

支援級に顔を出してくれたとき

少しだけ話せただけで、


それ以来

ほとんどALTの先生とは

話をする機会が無いそうで…ショボーン



まだ担任の先生から

ALTについての返答は聞いていなかったので

(話せる時間が無く)、


先日の送迎の時に、

担任の先生と話をしました。



先日の私との話を受け、


支援級にだけALTの授業が無いというのは

確かに差別的な扱いでは無いのか、

支援級の子たちの

教育を受ける機会を

奪っているのではないか…


そういった事を

担任の先生ご自身も感じたことを

教えてくれました泣くうさぎ



そこで担任の先生も

支援級でなぜ

ALTによる授業が無いのか?と

時間割を組む先生に尋ねたところ、


その先生が今度は

市教委に問い合わせてくれたそうですが、




返ってきた答えは…


・特別支援学級でのALTの先生の授業は

考慮していない、ALTの先生との契約に無い

・所属している普通級で授業は受けられる


と、現状を伝えてくるのみで

支援学級でのALTによる授業についての

前向きな回答は無かったのだそう



前回のブログで投稿した通りの

あまりに想定内すぎる、

だけど残念な回答…悲しい



うちの自治体、

誰もが当然に英語を話せる位の

人材の育成などに力をいれる

「英語教育特区」

として

文部科学省に認定を受けているそうなんですが


その構想の中に

特別支援学級の子たちが

含まれてない、

支援級の子たちは

育成の対象から除外されている…


そういうことが

はっきりしてしまいましたショボーン



だけど、

この事に対していったい、

どのような合理的理由が?


これって明らかに

教育における障害者差別なのでは…不安



それでも

各学校の判断に任されているのでは無く

市が決めた方針なのですから、


学校としては

そのルールに沿っているだけだと

断られてしまうのかな…




そう思っていたら…



それでも担任と教務主任が

校長先生ともお話をしてくれたようで


「実は今

○曜日に毎週、

ALTの先生の授業を

支援級の時間割に入れる方向で

調整しています」


という話にびっくりびっくりマーク



私は思わず、


教育委員会にはバッサリ切られたようなのに

それでも校長先生に

直談判してくださったのは

勇気がいったのでは?と

聞いてしまいました



すると担任の先生も、


教育委員会からはすでに

ALTの授業は想定していないとの

回答があった中、

自分が口を出せる話なのかと

葛藤はありながらも、


それでも

支援級の子だけ

ALTの授業が受けられない状況は

看過できない事だと思い、

校長先生に伝えてくれたのだと

わかりました笑い泣き



これってもしも、

教育に対する理念よりも

自己保身を優先するような先生であれば、


このような行動は

してはもらえなかったのだと思いますし


さらにさらに校長先生も


やれるように調整しましょう、と

何も躊躇いもなく

私の願いを聞き届けてくれたようで泣き笑い



何よりも

「生徒のため」を一番に考えて

判断をして下さる先生方に


ただ素直に

ありがたいなって気持ちになりました。



こうして息子くんの中学では

校長先生のご判断で、


特別支援学級でも

ALTの先生による授業を

やって下さることになったと言うのです🙌



新しいALTの先生も

契約外の事にも関わらず


「OKびっくりマークイイよグッ


って感じ?で

サクッと引き受けて下さったらしく


言うまでもなくですが、

ホントに感謝しか無いですお願い




一方で…


英語教育特区として

何年もやっているのに、


特別支援学級での

ネイティブスピーカーによる授業を

意図的に無くしている我が自治体…汗うさぎ


今回のことで

何か動きがあるのかどうか…。


校長先生とも頃合いを見て

お話してみようと思っています。