Beer House Hobbit代表の長尾です。
いきなりですが、京阪枚方市駅から徒歩1分の場所で、新しくもう一つ飲食店を作ることにしました。
もちろんビール専門店です。
店をゼロから作る、このもの凄くパワーのいる出来事を記録させたいがために、ちょっとずつ更新していこうと思っています。
まず、「なぜもう一つ作るのか」
いくつか理由があります。
「いま住んでいる街をビールでいっぱいにしたい」
大阪市内や東京23区のようなたくさんの人が働いている街よりも、そこにたくさんの人が住んでいて、仕事や学校の活動を終えて「帰ってくる街」で、美味しいビールがいつでもたくさんの種類飲めたら素敵だよね、ってこと。
もちろん大阪市内や都心部にもたくさんの人は住んでいるけど、僕はそういう街に住んだことがなくて、生まれてから現在まで(海外生活も含めて)、働く場所や学校と住んでいる場所の間に一定の物理的な距離感がありました。(都会と、っていう意味ね)
物理的な距離感は心理的なものも生み出します。
大阪市内や都内から帰ってきて枚方の駅を出るとき少しほっとします。
地元の八尾や、生まれた街(実は鳥取なのです!)も帰るたびに少しほっとします。
それは凄く重要なことだと感じています。
また、現在のBeer House Hobbitに置き換えると、終電で枚方市駅に着いても、その時間からでもクラフトビールを楽しめます。
これも凄く大きなポイントだと思っています。
これがもし、Beer House Hobbit だけではない、他の選択肢があったらもっと日常が彩られます。
その日のビールのラインナップを見て「今日はこっちにしよう」「明日はあっちだね」なんて会話が生まれると嬉しいです。
僕たちのビールブランド、「枚方ビール」この名前にしたのも、もっと枚方をビールでいっぱいにしたいからです。
「お客様にもっとクラフトビールの良さをしってもらいたい」
正直、Beer House Hobbitに初めて来られるお客様の多くは「どうやらここで美味しいビールが飲めるらしいよ・・・」ぐらいの感覚で来られています。
それは、大変貴重なお客様で、僕らにとってはチャンスでしかありません。
僕らが提供するビール次第で、クラフトビールのイメージが変わってしまうからです。
クラフトビールは本当に素晴らしいお酒です。
ここまでバリエーション豊かなお酒はビール以外にない、と言っても過言ではないと思います。(カシスとかのリキュールは除いてね)
苦いものから甘いもの、低アルコールから高アルコールまで、白いものから黒いものまで本当に様々です。
よく「夏はビールが美味しい!」という言葉を耳にしますが、そうではないと思います。
「夏に飲むと美味しいビール」「冬に飲むからこそ美味しいビール」それぐらい多種多様なわけです。
なのでクラフトビールが流行している国には必ず暑い季節と寒い季節があります。
クラフトビールを普段から飲みなれた人よりも、これから知っていく人の方が多い、枚方という街だからこそ、もっとお客様と成長していきたいわけです。
「お陰さまで週末はいつも満席の店になりました」
Beer House Hobbitはかなり紆余曲折しましたが、現店長の遠藤をはじめ、スタッフがいて、いつも盛り上げてくれる常連さんがいて、雰囲気がすごくよくて、週末は大体お断りやウェイティングのお客様がいらっしゃるぐらい、成長させていただきました。
「せっかく足を運んでいただいたのに、申し訳ない・・・」そして「クラフトビールにはまってもらうチャンスを失ったのかもしれない・・・」そう考えるようになりました。
新しい箱を作ることで、それが少しでもいい方向に向かえば・・と思っています。
「現店長の遠藤と僕、二人とも成長しなければいけない」
そして理由の最後に、上記のことを感じています。
僕も、遠藤もお店をもちろん1店舗運営できます。(経営することとは別です)
何も行動を起こさず、この先1年後を想像したときに、僕らが成長できることはきっと想像ができる範囲でしかないと思っています。
想像できないようなエリアに自分の身を置くことで人は大きく成長できるので、次のステージに進むことを決めました。
人生は非常に短いので、サクサクと決断しないと振り返る時間の方が長くなります。
僕は昔から遠藤に対して「こういうことがやりたいです」というポジティブな意見に対して、ほとんど「NO」と言ったことがありません。
なぜなら、それは彼のアイデアで、彼自身に見える未来があるからです。
そして、僕自身がそのことをやったことがないのに、「NO」というのは少し経営的な思考に偏ってると思っているからです。
経営者はロジカルな思考とアーティスティックな思考の両方を持つべきだと思っています。
自分自身が知ってる知識や過去に失敗したことがある場合は、改めて数字に落とし込み、論理的に考えます。「これがこうだから、だめ」と。
自分には経験もなく、経営的に「まちがいなく無理」ではなければ大体「Go」です。
あとは彼を信じて、結果を必ず出すだけです。
僕の教育方針はそんな感じです。両親が僕にしてくれた方法とよく似ています。(笑)
長くなりましたが、まぁ大体こんな感じです。
そして、同時に進めている「枚方ビール」もお陰さまでかなり絶好調で、今週も2つの放送局にてテレビでも紹介していただきました。
あと足りないのは、スタッフなんですよね・・・
というわけで、新店舗になるかBeer House Hobbitになるかはわかりませんが、スタッフ募集しています!
将来、1つのお店を運営できるような人をすごく求めています。
給与などの各種条件は面接の際にお話できればと思っています。
僕らのチームの特徴としては、「非常に若いこと」です。
スタッフ全員20代。年齢こそ全員若いですが、それなりに経験や知識はあります。
もう一つ挙げるなら、「僕らのチームは面白い」ということです。
自分で言うと胡散臭くなりますが、みんな楽しんで仕事をしています。
そして皆、ビールを愛しています。
あと、特徴としては(たぶん普通ありえないんだろうけど・・・)恋人の誕生日や大事な予定がある日は休んでもらうようにしています。
なぜなら、仕事はあくまでも仕事。プライベートがズタズタになるといい仕事ができないと思っているからです。
飲み歩き、食べ歩きを推奨するために、休みも多めに設定しています。
飲食店の従業員は普通大体、月に4日。週1日程度の休みが基本です。
だけど、その休みじゃ疲れた体を癒すためだけで終わってしまうような気がします。
飲食店で働く以上、より美味しいものや新しい発想を求めて、勉強しなければいけないので、おそらく他社様よりは少し休みが多めになっています。
ピンときた方は、お気軽にご連絡ください。
TEL: 072-841-1640
MAIL: info@naga-ryo.com
最後に、新しい店をやるぜ!って周りに言い出してからよく聞かれる質問を先に書いておきます。
Q:具体的な場所はどこですか??
A:色々と営業の方が来すぎても対応しきれない&空間作りに集中したいので、ギリギリまで伏せさせてください。
Q:新店には誰が立つのですか??
A:これもまだ伏せさせてください。いままだ色々と考えています。
Q:オープンはいつですか?
A:これも正式には決めてませんが、おそらく4月の初旬から中旬にかけてです。
Q:現在のBeer House Hobbitと競合しませんか?
A:必ず共存します。その仕組みもちゃんと考えています。
Q:生ビールの数は何種類ですか?
A:内装工事しながら決めようと思っています。
まぁこんな感じです。
とにかく、今後とも僕らスタッフ一同よろしくお願い致します!!
また近々書きます。