「千枚通し」と「目打ち」は似ています。
私は、ある目的の為に買って、両方持っています。
上が「目打ち」で下が「千枚通し」。
見た感じも違います。
意外と違いがわかりますね。
「目打ち」はズングリ。
「千枚通し」はスリム。
で、
私のある目的とは?
カートリッジのシェルリード線端子の口径調整に使います。
カートリッジのピン径はメーカー間でバラツキがあります。
また、シェル側のピン径も同様にバラツキがあります。
シェルリード線を取り換える際には、
リード線端子の口径調整は、避けて通れません。
これをせずに無理やりピンに差し込もうとすると
端子が曲がったり、ピンが曲がったり
面倒なことになりかねません(^^;。
以前は、この口径調整に千枚通しを使っていましたが、
非常にやりずらい(笑)。
千枚通しは細いので先端が赤矢印付近まで抜けて
口径を広げようとしても上手く広がりませんでした。
「目打ち」だと先端が端子の途中にあるので、
広げるのが、容易に出来ます(^_-)-☆
よくある金メッキの硬い端子も広げやすいです。
そうして調整した端子を
ピンに抜き差しするのに以前はラジペンを使っておりました。
しかし、
相手は、何しろ小さくて高価なシロモノ。
先端の曲がったプライヤーを使えば、
抜き差しが確実に出来ます。
そうこうして
リード線を昔のメッキ端子に交換した「F-8L」です。
ピンの根元までキッチリ入り、精神衛生上もエエです(笑)。
特に老眼は、
間に合わせの道具では、
泣きを見ることになりますからね(笑)。