私の知人で沖縄の離島へ移住した人がいます。

移住歴12年

それでも島の人にはなれず、自分はいつまでも移住者扱いされる

この島は日本語が通じる外国のよう

だと仰ってました。

その人は島への移住希望者の支援活動をしています。

久しぶりにメールが来て

「最近では、移住希望者から"移住したいけど住むところがない"という相談が増えた」
と言っていました。

人気観光地となりリゾート開発が進み、人口も増え

とどめに環境破壊が深刻…とのことです。

現在のその島はその人が移住したときとは全く別の場所のようだと言っていました…



まるで今のニュージーランドじゃないか!?

大自然、時間と心のゆとりとGood quality of lifeを求めて日本人だけでなく様々な国から多くの移住希望者がニュージーランドに来る…



住むところがない

仕事がない

不動産バブルは続き山は削られ新興住宅地がどんどん増え…

10年以上前に移住した日本人は

「昔のニュージーランドとはまるで変わった。」

「暮らし難くなった。」

と言っている。

私のその知人は「その島が住み難くなった」とまでは言わないが…

「全くそんなことは思ってない」とも言い切れないのではないかと私は思っています。

その離島と今のニュージーランド… まるで同じだと感じました。


観光地や移住地としての人気が出た恩恵を受けるのは

不動産資産を持つ者、開発者


そして、その代価を支払うのは…

結局

家なんて到底買えない低所得層の一般市民


それが今のリアルニュージーランド

そう感じた出来事でした。


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