再投稿します
「ハンモックハイカーの皆様へ」
いつも当店をご利用いただき誠にありがとうございます。
今日はハンモックご利用にあたり、改めてご使用の際の注意点をお知らせ致します。
すでにお持ちの方も、これからご購入の方も今一度ご確認ください。
幸い当店では事故も無く、皆さん快適なハンモックライフを送っておられます。
当店では、かなりの数のハンモックを販売してきました。
正直なところですが、ここ5~6年の間にハンモックの生地の破れの報告は、当店には3件ありました。
1000個以上販売してきたなかの3件です。
そこで十分に注して頂きたいことがあります。
『ハンモックの強度について』
予期せぬこと(例えば設営時や撤収時の枝や地面での擦れなど)で、ハンモックがダメージを受けている場合がありますので、毎回ご使用前には必ず、素材のほつれ、および損耗などがないか点検を行ってください。
その確認は、本体の生地はもちろんですが、トグルとサスペンションラインを含みます。
製品は、生産時に点検を行っておりますが、製品をご購入をされてから初めてご使用される前も点検を行ってください。
そしてもし、異常が発見された場合は、ご使用を中止してください。
ハンモックに乗る前に生地の上に小石や小枝が乗っていないか必ずご確認ください。
ハンモックに載る際は、靴を脱いでください。
靴のついた異物が生地に損傷を与える可能性があります。
また、身に着けている衣類のジッパーなどの鋭いもの、またはポケットの中身など、ハンモックを傷つけるものがないか確認をお願いします。
パンツのジッパー、キーチェーンは避けてください。
ハンモックは野外で放置しないでください。
紫外線により生地がダメージを受けますので都度の収納をお勧めします。
複数での使用、ハンモック上でとび跳ねたり、強制的にハンモックを揺らさないでください。
特にお子様にはご注意ください。
破損の原因は異物によるもの、パンツのジッパー、小石や木の枝が原因だと考えられます。
『適度なテンション』
テンションのかけ過ぎで破れるということは考えにくいですが、念のためにお伝えします。
低い位置から本体をピンと張りすぎるのはあまり良くありません。
木の感覚は、4.5m~5mほど、ツリーストラップの高さは170cmほどからが理想です。
木の間隔が遠くなれば、その分ストラップの位置を高く、木の間隔が近づけば、その分低くと柔軟に。
もちろん前後してもうまく張れれば問題ありません。
その位置からハンモックに座って楽な姿勢になるくらいのたわみが理想です。
ここは寝心地の好みがありますので、少変わっても問題ありません。
当店で販売している軽量ハンモックの全てが130kg~150kgほどの耐荷重があります。
生地の厚さが薄かろうと厚かろうとあまり変わりません。
注)耐荷重は、あくまでも静止状態での事です。
乗る方の体重ではありません。
ハンモック全てに共通しての耐荷重表示。
体重が60kgの人でも、どんっと座れば、その体重の数倍の力が加わります。
体重計の上でジャンプすれば一瞬100kgは超えますよね。
ハンモックにはゆっくり、静かに乗ってください。
薄くて軽いハンモックは不安?
もちろん破損のリスクは上がります。
薄い生地はその異物による最初のきっかけが発生しすいので特に注意が必要です。
分厚い生地は、その最初のきっかけが出来にくいので、破損のリスクは大幅に軽減できます。
私は基本軽量なものを使うことが多いですが、70DのENOプロネストやトラベルハンモックも使ってます。
『保証について』
当店で販売しているもの全ては正規品です。
並行輸入品は一切取り扱っておりません。
売ったら終わりではなく、買って頂いた後もずっと付き合って頂きたい、そんな思いでやってます。
だから、販売するに面倒な補修パーツなどもしっかり在庫してます。
もし、万が一道具が壊れてしまった、そんなときはまずご相談ください。
当店取り扱いのハンモックは全て保証付きです。
誤用、損耗等は保証の対象外となる場合もございますが、まずは当店でもメーカーでも構いませんので状況をご報告ください。
生地が厚くなれば重量も増します。
20Dの超軽量モデル、中間の40D、分厚い70D、どれを選ぶかはご自身の山行スタイルによってお選びください。
何かご不安がございましたらご遠慮なくご質問ください。
それでは素晴らしきハンモックライフを!