どうも!
広尾ウォーカーの姫です。おじぎ

今回は、六本木ヒルズに隣接する5つ星ホテル「グランド ハイアット 東京」内にあるチャイニーズレストランに行ってきました。

トゥクライミング

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外観

グローバルコミュニケーションの場として人気のBarスペース「オーク ドア」の奥にありました。

「チャイナルーム」では、アラカルトかコースメニューの中から、
広東・北京・上海・四川の中国四大料理の代表的なお料理や本格的な飲茶を味わえるようです。

今回は、特別コースを選びました。

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石垣島産天然すっぽんと金華ハムの薬膳琥珀スープ添え四大中国料理のチャイナルーム特製前菜盛り合わせ

「おやおや、『福』の字が食べ手と逆側を向いているではありませんか!?」と疑問に思う方がいそうなので、解説をしますと、中国では、「福」の字を逆さにして「福が到る」という縁起を担いでいることから、来客を歓迎している顕れなのです。

下段のお皿には、薬膳琥珀スープで使用する食材が入っていました。
視覚から、美容と健康への効果が期待できそうな演出でした。
特製クラゲの冷製やチャーシュや蒸し鶏等特製ダレで味付けがしっかりとした前菜に加え、
大好物のフォアグラがジャスミン茶によって燻されて、まさに高級中華の前菜として良い意味で刺激を受けました。

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ボランジェ 

中華料理のお酒といえば、紹興酒を選ぶのも良いですが、
ホテルのラグジュアリーな空間で、ヌーベルシノワを頂く乾杯には、
シャンパーニュが似合います。

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気仙沼産幻の“青鮫”タイガーシャーク姿煮込み 
宮廷コラーゲンブラウンソースを注ぎ 陶板スタイルで(100g)

気仙沼といえば、今ではフカヒレの入手が難しい地域ですが、料理長の中里卓氏自ら現地へ復興支援のために行き、リクエストベースで商品化できるように交渉されたようです。
そんな希少部位とソースのダブルコラーゲンを熱々の状態で頂くことができました。
幻と現実との間に真剣に向き合い、提供の仕方まで思い入れが強く感じました。

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調味料

“特製 食べるクリスピーラー油”が添えられていました。
食べるラー油は、これまでに20種類以上は食べてきましたが、こちらのは、カレー粉をブレンドしている点が特長的でした。

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本日の築地からの鮮魚のフィレと車海老のいろいろ旬野菜香港強火炒め 
チャイナルーム特製XO醤と広東エビ味噌ソースを添えて

お魚は身がふんわり、海老はぷりっとした歯ごたえで、食感の違いを楽しめるお皿でした。

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“酢豚”沖縄産長寿豚の黒酢炒めパイナップルの甘酢和え添えと
香港式仔豚の海老すり身詰めクリスピー揚げ 天然岩塩の山椒塩添え

赤身と脂身のバランスが良い沖縄屈指の銘柄豚で作った酢豚は、
黒酢やパイナップルと摂取し、よりアンチエイジング効果が期待できそうです。
炒め物だけでなく、揚げ物までワンプレートに盛られて、得した気分の笑顔により、肌まで喜びそうです。

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美肌のオーガニックトマトスープ冷麺 海鮮入りサラダ添え(海洋性コラーゲン麺)

ソースは、糖度が高い北海道産有機ミニトマト約50個分が凝縮したトマトジュースから作ったもので、麺は、カツオとマグロの皮から抽出したコラーゲンたっぷり「チャイナルーム」特製の海洋性コラーゲン麺でした。
トマトに多く含まれるリコピンの抗酸化作用と、老化を防ぐ美容成分のコラーゲンがたっぷりの麺で、美肌に近づけそうです。
メインを食べてややお腹が満たされ気味でも、効能を知っている身体が欲し、箸が進みました。

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チャイナルーム特製デザートプレート

4つの内容は、
香港・マカオで人気のエッグタルト、
中に餡が入った温かい胡麻団子、
マンゴーの甘味が活かされた蒸しカステラのような千層糕、
ふるふるの舌触りが印象的な香港「ワンハーバロード」特製完熟マンゴーと杏仁の二層プリンでした。

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フレッシュマンゴー添え 特製マンゴーシェービングクーラー香港スタイル

常に研究熱心で、海外のシェフとも情報交換をしている中里料理長が、
中国から業務用製氷機を見つけ、このかき氷作りの為に導入されたようです。

氷が繊維のようにカットされており、歯にキーンとくる冷たい氷ではなく、
口の中でゆるやかに溶けるデザートでした。

既に試食をされた方から、「マンゴーも気に入りましたが、他のフルーツバージョンも食べてみたい。」というオファーがあるようです。
メニューの選択肢が既に多い中、新たな商品開発は難しいかもしれませんが、
中里料理長なら、オーセンティックな中国料理や医食同源の考えをふまえ、また驚きと感動を提供してくださるでしょう。

また、ホテルならではの行き届いた接客とお料理を満喫しに行きたいです。

六本木 5つ星ホテルの 至幸中華 


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