最近、「国債の真実」という本を読みました。
日本の国債を進める投資YouTuberやインフルエンサーは少ないので、別の目線としても読んでみて面白いなと思いました。
おすすめ度⭐⭐⭐
主観的なおすすめ度ですが、⭐3つです。
理由としては、国債のあり方をわかることができるので、一定の価値がありつつ、そこまで、中身が濃くないのかなという印象だったためです。
今後、何回もこの本を読むかと言われればもう読まないかなという感じです。
内容まとめ
- 「国債が借金だからだめ」=「緊縮財政にして不景気になってもいい」 または「増税していい」のどちらかになる
- 国債は、民間金融機関に売られ、日銀は金融機関の国債を買い取り(「買いオペレーション」または、「量的緩和」)、日銀が受け取る国債の利子は政府に上納される(「国庫納付金」)
- 個人で節約したほうがいいを、、マクロに当てはめるとうまく行かない
- 民間金融機関が、今の低い金利でも納得して買っているから国債の発行し過ぎではない (もしもみんなが買わなくなったら金利は上がるはず)
- 「建設国債」と「赤字国債」にわけているが実際中身は同じ国債
- 財務省が「財政破綻する」というのは、増税したいから (各省庁に恩を着せて、天下りできるようにするため)
- 金利が低い意味:「借金する側のリスクが低ければ低金利でお金を貸してもらえる」
- 政府のバランスシート(統合政府バランスシート)を見たほうが良い
- 国債を発行しないと増税の方向へいってしまう(例. 東日本大震災復興税)
- 将来世代へ投資する教育国債はもっと発行するべき
- 国債は金融商品のプレーンバニラ。銀行か政府かどちらに貸す方が安心か
自分が読んでいておもしろいなと思った内容だけをリストしましたが、今まで考えていなかった国債に対する認識を持てたと思います。
今までは全く国債を買う予定はなかったのですが、ほんの少し国債を買って勉強するのは全然ありだなと思いました。
