週末は旅行に来ました。
全国旅行支援が終わりに近づいていますが、使えるときに使ってお得に人生のやりたいことをサポートしてもらっています。
現地の美味しいものを食べれたり、普段行かない博物館に行ったりすることでとてもいい時間を過ごすことができて人生に本当にプラスになっています。
ただ、一つ全国旅行支援について考えてみたことがあります。
コロナ後の旅行への予算
2020年と2021年のGo Toトラベルのときの予算は、総額1兆3500億円。
しかし、Go Toトラベルは、コロナ拡大もあり途中で中止に。
予算が使い切れなくなってしまったようです。
そして、名前を変えて出てきたのが、「全国旅行支援」。
全国旅行支援の予算は、残予算と新たな予算約2,700億円の合計8,300億円です。
合計1兆5000億円以上かけたことになります。
これらの額は旅行業界の支援になったのでしょうか。
効果
効果としては、それなりに観光業回復に寄与してきたように見られます。
一方で、「全国旅行支援」は各都道府県ごとに実施したので、実施の方法が異なっていました。
Staynaviに統一されている部分があったり、支払い方法がRegion Payやリジョンペイ以外の方法だったり、システム開発は結構必要だったと思います。
Staynaviは「開発会社テコテック」という会社が開発したようです。
Region Payは「株式会社ギフトパッド」という会社が開発したようです。
こうした極小数のテックカンパニーは、全国旅行支援のシステム開発において大きなプロジェクトを受託して、収益を上げることができたのではないでしょうか。
一方、実際に発行したりエクストラな業務が発生したホテルのスタッフたちにとっては、旅行客が戻ってきてくれる一方で、対応に時間と手間が取られたのではないかなと思います。
旅行業界の支援のための予算ではあるけれども、ある程度旅行ができるくらいの余裕がある人のお小遣いになったり、システム開発費やその他人件費になったり、実際に旅行業界が間接的に受け取れたお金はどのくらいだったのでしょうか。
自分たちが払っている税金だからこそ、こういった内部の使われ方に関しても勉強して、効果検証する目線をもっていかないといけないなと思いました。
国民一人としてそういう目を持つことが、日本への一つの貢献だと思っています。
旅行支援のおかげで楽しむことができたのでありがたいと思いつつ、自分が払った税金の一部でもあるので、税金の使われ方に関しては継続的に勉強して監視していくことが必要だと感じました。

