前回、「ウォール街のランダム・ウォーカー 」を読んで、紹介しました。
最近この本の中に紹介されてる「敗者のゲーム」という本を読んでいます。
今日は前半部分を紹介したいと思います。
本書の基本的な主張
「はじめに」で、基本的な主張が書かれています。
この中身をしっかり実践するだけでも勝ちがあると思います。
- 運用方針の中身を十分に理解し、それに基づいて投資を実行する→まずは本を読んで勉強するところから
- パッシブ運用→インデックス投資が大事
- アクティブ運用が長期的に市場平均に勝てない
- インデックス・ファンドの優位性を理解→運用会社の選択(手数料の安い優良ファンド)
- 投資リターンは銘柄選択ではなく、資産配分で決まる (90%)
- 資産配分にはリスク許容度が大事
資産運用で押さえるべきこと
- 市場平均に負けるのが普通
- なぜなら取引を行っているほとんどがプロの機関投資家でその平均が市場平均なのだから
- プロの資産運用は敗者にならないことを目指すゲームになった
- やるべきことは、長期投資の明確な目標を設定し、投資戦略を決め、規律を持ってしっかり貫くこと
- 長期的に市場を予測することは難しくはない→バリュー(企業収益と配当)を見ていく↔一方マーケットの動きは常に変わるので翻弄されないように
- 運用基本方針を立てる
- 運用基本方針を策定したら文書ではっきりと表現し、確認しておく
- 自分自身の長期運用目的の確認と、その達成のため望ましい資産配分比率の作成
- 株式ポートフォリオ構成の決定
アクション
前半部分から実践できるなと思った部分は、運用基本方針をしっかり明文化しておくことです。
私も個々の取引に関してはルール策定を行っていましたが、全体の運用方針もしっかり明文化しておくことにしました。
また作成したら紹介したいと思います。
