雇用保険の中には教育訓練給付というものがあります。
雇用保険は、事業者と労働者が払っているものですね。
雇用保険料率は、令和四年に増やされていて、一般の事業の場合は、事業者が0.85%負担、労働者が0.5%負担となっています。
https://www.mhlw.go.jp/content/000921550.pdf
今年令和5年からさらに増加され、事業者は0.95%、労働者は0.6%になる見込みです。令和3年度は0.6%と0.3%だったので、かなりの率が上げられていることになります。
この雇用保険を払っているので、使うべき制度があります。
以下の3つがあり、それぞれ目的が若干異なっているのと受講料の支給額も異なっていますが、基本はキャリア形成や就職のための資格を取る場合に補助してくれるというものです。
- 専門実践教育訓練: 労働者の中長期的キャリア形成に資する教育訓練
- 受講費用の50%(年間上限40万円)
- 特定一般教育訓練: 労働者の速やかな再就職及び早期のキャリア形成に資する教育訓練
- 受講費用の40%(上限20万円)
- 一般教育訓練: その他の雇用の安定・就職の促進に資する教育訓練
- 受講費用の20%(上限10万円)
以下の様なわかりやすい図もあるので、これを見てどんな資格を取ったら自分のキャリア形成につながるか考えながら補助を有効に活用していくのが大事だと思います。

お金を補助してもらって技術をつけて、それをベースに転職してさらに給料があがるといいですよね。
自分も今後のキャリア形成に有利になりそうな資格がないか探してみようと思います。