今日は、本の紹介です。「医者いらずの食」

 

 

 

 

  おすすめ度★★★★★

 

こちらの本は今まで読んだことのある本とは異なり、「正の不存在」という考え方を基盤にしています。

 

つまり、「〇〇をしたら正しい」というのが存在していないということです。

 

たいていの場合は、何を食べると良い。何を食べてはいけない。のようなことが多いと思いますが、そもそもの「正しい」の存在を否定しています。

 

そしてもう一つは、現代医療限界が書かれていて、現代医学では治せないものが多いということです。医療が進化したとは言っても、実際は医療ができることはそこまでなく、むしろ有害であることさえある言っています。

 

普段、ほとんどの人が何も考えずに信じている医療に別の見方を与えてくれる本となっています。

 

 

  全体としての学び

 

最近別の本を読んでいても、発見した大事な部分が重なっているなと感じました。

 

それは、「やらないこと・避けることを明確にする」ということです。

 

「正しい」が存在しないということは、「正しくないこと」も存在しないということではありません。

 

「正しい」がわからないときは、「正しくないこと」を避ける戦略を取ることで平均的にも大失敗を避ける事ができ、結果的に成功に近づいていきます。

 

食の例でも同様で、

 

「正しい食事法」が存在しないという前提で、自分の身体の声を聞いて少しずつ自分で改善していくということです。

 

その中でも、

 

  1. 糖や甘味料の危険性→糖は避ける、白米より玄米、人工甘味料も避ける
  2. 油の問題→トランス脂肪酸は避ける、サラダオイル、キャノーラ油も避ける
  3. サプリメントの過剰摂取にも注意
  4. ホルモン剤や抗生物質を避ける→牛肉に注射して10%肉の量を増やすものがある
  5. 農薬を避ける→日本は世界一の農薬使用量
  6. 添加物を避ける
 
など避けるものはいくつもありました。すべてを鵜呑みにするのではなく、これらをなぜ避ける必要があるのかを考えていくきっかけになればいいと思っています。
 
人生100年時代、健康に生きることに若いときにどれだけ投資できるか、それが人生を左右すると思います。
 
これからもコツコツ勉強と実践を続けていきたいです。