あの有名な「バビロンの大富豪」の咀嚼バージョンを読んできました。
その他にも漫画版、小説版、など様々なバージョンがあります。
今回は、サマリー的な本になります。あらすじと重要な内容をまとめてくれていたので、そちらを紹介したいと思います。
「5つの金貨の法則」というのが以下のものになります。これがコア中のコア。
- 収入の10分の1を蓄えよ
- 金貨に働きどころを与えよ
- 賢者の助言に従え
- 疑わしい事業には手を出すな
- 金儲けの誘惑に負けるな
1と2は、積立投資をしていればできていると思います。
3番は賢者の助言に従えということで、その領域に詳しい人からちゃんと情報を得て行動していくというのが大事です。ただ、今みんなが投資しているからとかではなく、どんな事業で、どんな文化で、どういう流れがあるから何に投資するなどを考える必要があります。ここはほとんどの人ができてないんじゃないでしょうか。
自分も含めて、周りにそもそも賢者が少なかったりするので、結構ハードルは高い印象を受けました。
4つ目の「疑わしい事業には手を出すな。」これは、一攫千金を狙ってしまうとこういう罠にハマってしまいがちなので、時間をかけてお金持ちになっていきましょう。
5つ目の「金儲けの誘惑に負けるな」もですね。ついつい強欲になってしまうのが人間です。しかし、人として素晴らしい人がお金持ちになっているケースが多いです。何かをして社会のために役立とうと考えてビジネスをして結果を残しているケースが多いと思います。目先のお金だけにとらわれないようにしたいものです。
この5つの法則以外にも本書で紹介されていた3つ面白い点があったので紹介したいと思います。
「幸運は好機と連れ立ってやってくる。優柔不断や先延ばしが幸運を遠ざける」→好機を逃さないように普段から準備しておく必要があります。
「友人を助けたいと思ったら、相手の負担が自分の方にかからないようにしなければならない」→ 人の助けをして自分が苦しくならないようにしないといけないという結構面白い教訓です。
「借金返済方法は、収入の10分の7で生活、10分の2を返済、10分の1を貯蓄」→ 10分の3返済ではないところが面白いですね。