なかなかの難産の今回のドレスです。
フロントパネルの両側に、ボックスプリーツを畳んだスカート部分を裏地に取り付けます。
こういう時、
前開きにするか、後ろ開きにするか、とか、
スカートを別に作る2部仕立ても、ジャケット部分との取り合いがおかしくなるし、
ジャケットと、ワンピースの2枚仕立てにすると、ワンピースをノースリーブにするのは嫌だけどかさばるし、
・・・・・・・・・・などと、ずいぶん悩むのですよ。
でも、今回は、襟を首周りからつけることに決定したので、前開きはできなくなりました。
前開きのデザインですと、後ろ姿を思い通りに派手に飾り立てることができるのですよ。
毎回、いろんなことで、つまづきます。
こんな手元にある空き封筒などに、ささっと、デザイン画を描いてから始めたのですが。
フォルムが、最初のイメージと違ってきました。
この、ジャケットの裾の脇の部分からのぞいている花柄の生地を、交換することにしました。
せっかく、曲線に合わせ丁寧にプリーツを寄せながら、両側を縫い綴じたのですが、
この部分には、裏打ちをしていなかったので、布が裂けてきそうで心配になってきたのです。
だって、ドレスもこれから100年は無事でいて欲しいですもの、ね。
繊細さが重要なレースや、デザイン性が高いぼかし織りなどのシルク織物は、アンティーク・ブロカントを使いますが、
無地もののシルクタフタやシルクコードなどは耐久性を重んじ、できるだけ現代ものを用いています。
まだまだ、時間がかかりそうです。
今日もお越しくださり最後までお付き合いいただき誠にありがとうございました。
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べべタビト。^^。