射手座満月に、息子とのご縁や繋がりを再認識させられることがあって。


それと同時に息子を出産した時の感覚をおさらいする必要がある気がして書いてみよう!ってなった。






息子を妊娠する前に、一度流産をしている。




この出来事をきっかけに、私は自分の命に対して初めて真剣に考えたっけ。


そして、胞状奇胎の疑いが晴れた後、猛烈な妊娠願望で息子を妊娠した。


大袈裟に聞こえるかもしれないけれど、「受精した!」っていう感覚があって、後に逆算したらそれは正しいことが証明された(笑)


不思議だった。


私は妊娠中もマタニティヨガとかしちゃったり、薔薇色のマタニティ期間を想像していたんだけどそうはいかず。


早々に切迫流産の可能性を指摘され、絶対じゃないけれど安静を指示された。


私自身も前回の流産のかなしみが胸をよぎり、自然と引きこもるようになった。


無駄に動かない妊婦の出来上がり!


思い出してみると、外界から遮断された上に自分の子宮や身体の感覚を研ぎ澄ませていた期間だった気がする。
なんかコロナの自粛と似てる気がする


お腹が張る、という感覚も分からずに怖くて仕方なかったし、チョロチョロとした出血があるのも恐怖だった。


毎日毎日お腹を触り、無事を祈った。


「生まれてきたあなたを抱っこしたいんだよ」って。


ひとつひとつ時期をクリアしていくたびに、次の息子の死の可能性に怯えていたなぁ。


胎動があっても、"これが止まったらどうしよう?止まったことに気づかなかったらどうしよう?"って。


今思えば、大丈夫だって!って言ってあげられるんだけど仕方ない(笑)


そして、無事に予定日に近づいた。


でも、心配をしたい私は「陣痛に気づけなかったら?」ってことまで妄想して。


ちょいちょいと不安をもらしていた。


そう、私は陣痛からの子宮口開大からの出産のイメージだけだったけれど。


私の陣痛の不安を察知した息子からの合図はとてもわかりやすかった。


骨盤への頭突きによる破水!

びしゃーって、破水!

すごい勢いで、布団までびっしょり!(笑)


思い出しても笑っちゃうくらいに、頭振りかぶって思いっきりぶつけただろ!ってツッコミたくなる衝撃で。


しかも、オヤツ食べて昼寝しようとゴロンとしてすぐ。


今思えば息子らしい(笑)





で、結構な量の羊水が出たからそのまま入院して。


子宮口もほとんど開いてないから翌朝かなぁ?なんて話だったけれど、陣痛が始まって。


陣痛でいきめないから、声出して逃してたら、病棟の入り口まで声が響いてたらしく、母にうるさいと怒られ(笑)
看護師なんだから落ち着いて静かに痛みを逃せって。
それは私には無理だった。


やっと子宮口も開大となって分娩台に上がった瞬間にスイッチが入った。


なんか息子との境がなくなった感覚。


息子が子宮から出ようと決めた瞬間、一度休んでまた動こうとする瞬間…伝わってきてた。


それまでいきむってどうやるんだ?って心配だったんだけれど、全部繋がって瞬間にわかった。


私が力を入れるタイミング、力を抜くタイミング…今思い返しても絶妙なコンビネーション。


言葉はないし、何か映像が浮かぶとかそんなの全部取っ払って"わかってしまう"。


息子がどの辺にいてとか、今ちょっと苦しいから休むとか、ハイ進みます!とか(笑)


今思えばタイミングを見計らってたってわかる。


夫が間に合わないから、待って!って思ったけど、ヤダって伝わってきたし(笑)


すごく息子との一体感があった。


息ピッタリだった!って自分でも思う。


助産師さんにも落ち着いてたって(分娩台に移ってから)めっちゃ褒められた(笑)



正確に言うと、違うんだけれど一緒。


へその緒で繋がってるけど、別の人。


だけれど同じ。


でも、手に取るようにお互いの意思がわかるし、どうしてるのかがわかる。






今、まざまざとあの瞬間の感覚を追体験してみてハッとする。


妊娠中も妊娠前も息子とは繋がっていた。


なんでかそう思う。


不思議なんだけれど、妊娠中のことを今の感覚で追体験できて、息子の意思や感覚が伝わってくる。


きっと、あの時会話しようと思えばできた。


私がその意識になれていれば。


今だからそれがわかる。


いや、なんか表現が違う。


違う個体だけれど、みんな一緒で繋がっている。


その感覚を誰もが生まれてくる時には経験してる。


というか、本来ならば知ってる。



こっちの方がしっくりくる。


命を宿している時の感覚って、元々の繋がりを追体験してるんじゃないかな?って思う。


物理的にも繋がってるし、血液も酸素も色々と共有しているし。


そして、生まれるときにいつか忘れてしまうようになっていたけどこれからは違うのかもしれない。


何故か息子と接していると思う。


息子は言葉をあまり多用しない。


けれど、わかる。


言いたいことがちゃんと伝わってくる。


言葉でしか伝わらないは思い込みだよ!って教えられてるんじゃないかって思うのです。


昨日なんて、保育園の大人を通して「お母ちゃんは喋りすぎ!」って釘を刺された(笑)


言葉は要らない訳じゃない。


言葉に頼りすぎるなって言われた気がする。


それよりも、言葉にのせたいものはなに?って。


どんな言葉を選んでも、繋がっているんだから伝わってしまうんだよ?って。


逆を言えば、受け取ってるんだよ?って。


この世界で物理的に発する音に想いをのせることに慎重になった方が良い。


本当はそれほど多くの言葉は必要ないんだよ?


そんなことを最近の息子から伝えられています。


そう言いながらもつらつらと書いて、やっとここにたどり着いたお母ちゃんはまだまだ伸びしろがあるようです(笑)


よろしければイメージしてみて下さい。


まだ、お母さんのへその緒と繋がってた自分を。


お母さんはお子さんと繋がっていた時の感覚を。


今だから受け取れる感覚があるような気がします。


今、妊娠中のプレママさんが読まれていたら。


きっとお子さんが何かメッセージを伝えたいのだと思います。


気張らなくて良いので、ゆったりと深呼吸しながらリラックスして、お腹を感じてみてください。


その時に浮かんだことがメッセージかもしれません。


否定したくなっても、とりあえず頭の片隅にとっておいてあげて下さいね。






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