ヘアカラー剤のアレルギーについて
福岡 春日
🌿国産沖縄美らヘナ
ヘアカラー剤のアレルギーについて
サロンまたは家でカラーをした時に、ヒリヒリしたり痒みが出たことはありませんか?
昨日のTV番組でも取り上げられていたので、
今日はその原因について書きたいと思います。
カラー剤によるかぶれなどの反応には2種類あります。
・非アレルギー反応(刺激性接触皮膚炎)
・アレルギー反応(アレルギー性接触皮膚炎)
【刺激性接触皮膚炎とは】
主にカラー剤の塗布中〜染めた直後に起こる反応です。
皮膚に一時的に痒み、赤み、痛みがでたり、ぶつぶつができたりします。
刺激を感じたらすぐにカラー剤を流すことで、症状の悪化を防ぐことができます。
【アレルギー性接触皮膚炎とは】
主にカラーをした半日後〜数日後に起こる反応です。
刺激性接触皮膚炎と同じように、皮膚に痒み、赤み、痛みがでたり、ぶつぶつができたりします。
カラー剤を塗った頭部以外の部分に症状がでることもあります。
カラー剤をすぐに流しても、症状が改善されることはありません。
花粉症などと同じで、一度アレルギー反応が出てしまうと、その体質を変えることは難しいです。
アレルギー反応を起こす物質に少しでも触れるたびに皮膚炎を起こすようになります。
アナフィラキシーショックと呼ばれ最悪の場合、命を落とす危険性もあります。
刺激性接触皮膚炎は、刺激の強い製品を使用した場合、皮膚の健康状態(バリアの状態)によって、誰にでも起こり得る反応です。(個人差はあります)
一方、アレルギー性接触皮膚炎は、製品の成分の中にアレルギーがある人にしか起こりません。
しかし、この2つの反応を見分けることは難しいです。
かぶれたら必ず病院に行く必要があります。
【アレルギー性接触皮膚炎の原因】
カラー剤によるアレルギー性接触皮膚炎の原因としてもっとも多いもの、その代表が酸化染毛剤(第1剤)に含まれるジアミン類です。
中でも「パラフェニレンジアミン」がもっとも重要なアレルゲンです。
「パラフェニレンジアミン」は、アレルギー性接触皮膚炎のかぶれだけでなく、強い発癌性もあるそうです。
(また調べたところによると、ジアミン系の薬剤は、'91年にフィンランドで使用が禁止されたのを皮切りに、世界各国で使用禁止の流れが広がったそうです。)
ジアミンは、カラー剤の白髪を黒く染める成分です。
だから白髪染めによく使われています。(おしゃれ染めにも微量に入っていることがあります)
余談ですが、植物性染毛剤のヘナに、黒く染まるようにジアミンが入れられている場合があります。ヘナだからといって油断してはいけません。
当店で使用しているヘナは100%天然のヘナでジアミンは入っていません。(成分分析もしてもらっています)
また、ジアミンが入っていないカラー剤のNODIA(ノジア)、ザクロペインターも取り扱っております。
カラーで不安な点がある方は是非当店にご相談ください!
色々なカラーメニューの中から、あなたに合うカラーを探すお手伝いをさせて頂きます🤗
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