私にはふたりの息子と娘がひとりいます。
ロンドンの大学に通っていた長男は大学からすぐのところに4年間住んでいたのですが、21歳の誕生日に次男と娘を連れてロンドンでお祝いをしてきました。
お昼に待ち合わせをして、レストランで食事をした後パブに立ち寄り、夕方友達と勉強する約束をしていたので大学の図書館に向かうという長男と別れて帰ろうとしたら
「お母さん、大学まで送っていってよ」と言ったあと、次男と娘に先に家に帰るよう伝え駅でふたりを見送ったあと、大学の方へ向かって長男と歩き出しました。
予期せぬ突然の展開に不安になって「なに、急にどうしたの?ひょっとして借金の申し込みをしたいとか?」と聞くと「そんなじゃんないよ」と笑って
「たまにはいいじゃん、こうやってふたりで歩くのも」と言われましたが、なんだか終始落ち着かない気持ちでした。すると「図書館に着いた」と長男が足を止めました。
一緒に歩いたのは時間にして15分ぐらいだったと思いますが「駅までの帰り道、わかるよね?」と言うので「多分、大丈夫だと思う」と言うと
背負っていたリュックを下ろし「これ、家に帰ってから読んで」と手紙を取り出しました。「えっ、やっぱり借金の申し込み?」と言うと「違うって〜」と笑って
「何も悪いことは書いてないから心配しないで」と言いましたが私の心の中は不安でいっぱいでした。「友達が待ってるから行かなきゃ。今日はお祝いしてくれてありがとね」
それから長男と別れ、私は駅に戻り電車に乗ったあと、家に着くまで待てずにその手紙を開けてしまいました。その手紙には…
「もう気付いたらハタチも終わっていました。いつもは祝ってもらうばかりだけど、この前思ったのは誕生日は本当は親に感謝する日なんじゃないかなと思いました。
お腹の中にいる時から今まで育ててくれてありがとう。大変な思いをして産んでくれてありがとう。いつも応援してくれてありがとう。イギリスに連れてきてくれてありがとう。
いつも自分のことより俺たちのことを考えてくれてありがとう。お母さんが親で良かった!お母さんがお母さんでいてくれてありがとう!
仕事とか勉強とか大変だと思うけど、無理しないで、体に気を付けてください。これからも迷惑をかけたりするかもしないし、ケンカもするかもしれないけど、これからもよろしくね。
ほんとうにありがとう…がんばり屋のお母さんを誇りに思います。お母さんの子でほんとうに良かったです」
読み終える前から涙が溢れて、その後電車の中で人目もはばからず号泣してしまいました…。
我が家のリビングルームには子供たちからの手紙と娘の手書きのカードが飾ってあるのですが、真ん中あるグリーンの便箋がその時の長男からの手紙です。
子供たちのために離婚することを決めた時、長男は10歳でした。東京へ移り親子4人の生活が始まると、下ふたりの面倒を見てたくさん私を助けてくれました。
イギリスへ来てからは親友のようでもあり、時には保護者のように優しく見守り、厳しいアドバイスもしてくれたり…苦労を共に乗り越えてきた頼もしい息子です。
感謝の思いと謝罪の気持ちはきちんと言葉にして伝える…イギリス暮らしの中で私たち親子が学んだことのひとつです。
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