(皇室トリビア)宮殿内部を初公開 興奮と感嘆の見学会 | ビーツ ヘッドホンのブログ

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■「豊明殿」

 宮中晩餐(ばんさん)会の会場となる皇居?宮殿の「豊明殿(ほうめいでん)」。天井からは32基のシャンデリアがさがり、正面の壁に飾られたつづれ織りは、数多くの名作を残した日本画家?中村岳陵原画の「豊幡雲(とよはたぐも)」。華やかな空間に、見学者から感嘆の声があがりました。

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 5月24日。皇居?宮殿を一般公開する「春季宮殿特別参観」が行われました。これまで新年や天皇誕生日の一般参賀の際、宮殿前の東庭までは足を踏み入れることができましたが、内部の公開はありませんでした。今回、昨年80歳を迎えた天皇陛下の傘寿を記念し、初めて企画されました。

靴 通販 特別参観は5月24日、25日の2日間で、計6回開催されました。事前申し込みによる抽選でしたが、貴重な機会とあって、応募総数は17万6002人。その中から307人が当選しました。報道陣には、24日の初回の様子が公開されました。

■「北車寄」「北溜」

 午前9時45分。見学者46人がバスで宮殿の「北車寄(きたくるまよせ)」に到着しました。ここは国内の賓客が宮殿に出入りするための玄関です。各国の大統領や大使など、外国からの要人は宮殿の正面玄関「南車寄(みなみくるまよせ)」を使います。

 北車寄では、宮殿が汚れないよう、参加者は宮内庁が用意したカバーを靴にかぶせていました。そして、玄関ホール「北溜(きただまり)」の中へ。天皇、皇后両陛下に対し、内外の要人があいさつする記帳所が設置されている場所で、昭和天皇の病状が悪化した1988~89年にはお見舞いの記帳をする人たちが続々と足を運びました。

■「石橋の間」

 次に訪れたのは「石橋(しゃっきょう)の間」。天皇陛下が誕生日に先だって記者会見する部屋です。中央の壁には、日本画家?前田青邨(まえだせいそん)作の「石橋」「白牡丹」「紅牡丹」が飾られています。真ん中に位置する「石橋」は、獅子の顔をした能面をつけた演者が髪を振り回して舞う演目、能の「石橋」を題材にした作品。天皇陛下の記者会見では、担当記者はこの絵に向かって座りますが、たけだけしい表情に威圧され、身が引き締まるような気持ちになります。