ドラマ 相棒 Season 9 ~お薦めポイント | ビート・マンのブログ

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相棒の最高平均視聴率

涙を誘うストーリが目立つシーズンでもある
 
 
相棒8~10は新体制で、杉下右京(水谷豊)と神戸尊(及川光博)のコンビが事件を解決していく刑事物です。
 
前Seasonで右京の相棒となった尊。彼が人柄を強調した作品や、現代の問題点を描いた作品など、過去のストーリーと比べて味付けが完全に変わり、新たな相棒が完成したSeasonでもある。
 
そして平均視聴率が過去最高(歴代最高)の20%台を達成し、ドラマ放映期間中に劇場版を公開するなどチャレンジのSeasonでもあった。
 
 
全18話の中のお薦めを上げるなら。
 
第4話:得意な警察不祥事を描いた作品。証拠品の私物化から事件に発展するストーリー。
 
第6話:「麻取」の潜入捜査絡みの死亡事件を扱った作品。警察の隠蔽を取り扱ったストーリーで、右京の強すぎる正義を止めるために尊と摩擦が生じる。
 
第8話:平成不況が招く死亡事件を描いた作品。非正規雇用は現在も問題になっているが、雇用から外された男性の悲劇を表現した問題作。
 
第12話:右京が芝居がかった演技をする作品。全体がコミカルな作品は過去にも存在するが、右京と尊の絡みの1シーンで右京がここまでコミカルな芝居をするのは今回限りだと記憶する。
 
第13話:事件を目撃した少年と尊の関係を描いた作品。少年を思いやる尊の気遣いが涙をそそる。
 
 
全話大人向けになった脚本が特徴的で、相棒が変わったことで内容も変化させたのが理解できます。涙をそそる演出やお得意の不祥事物、陣川出演2作品などバラエティーに富んだ内容になっています。お気づきになった方もいるかもしれませんが、本Seasonでは小野田官房室長が1回も出てないんですよ(劇場版で死亡するが)。