違うもんだわ

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walter hagen irons
ウッドブロスに気を取られて、しばしお休みしていたかのようなウルトラダインの黒ボタンです。観察して比べっこしているのも小一時間の楽しみ方の一つですが、やっぱり振りまわしてなんぼのもん。こないだは黒ボタンとヘイグウルトラの同じ年式の頃のモデルを比べっこしましたが、今回はウルトラダイン、赤カメオにザ・ヘイグの5番を打ち比べてみました。

シャフトはどれも変わったもので、硬度で比較とかは明確ではありません。ただ、黒ボタンと赤カメオは溝の位置が同じで、同じシャフトと言っても間違いはなさそう。年式で言うなら、黒ボタンが70年、赤カメオが72年、ザ・ヘイグは78年ですから、時代のギャップはそれなりにある。ってことで言うなら、ザ・ヘイグはもっともカジュアルで、気軽に高い球で、クラシックロフトゆえの5番でも高い球が出る。既にヘーゲンモデル特有の左へ乗り切るというポイントは忘却の彼方。普通に気持ちよく振り回すことで楽しい。
walter hagen irons
ま、普通って何だって話は置いといて、そん次には黒ボタンがカジュアル。でも、これはヘイグウルトラの60年代後半からの印象で言うなら、かなりカジュアルな変化。一応進化の途中なわけですが、ここから始めると赤カメオがかなり特殊に見えるのですね。バックデザインに見える通り、打点の後ろと思われるところには高い位置までポッテリとウェイトが配され、ホーゼルが低くて、ドリルドスルーになっていても、あえて高い位置に打点を持っていったという意図がある、ラウンドで曖昧に振り回してしまうとトップ目の手応えしか得られなかったのですが、かなり打ちこむ意識が必要。何かしようとしたんでしょうねぇ。それもやっぱりウィルソンのモデルラインナップに関係したことかもしれませんが、今となってはここに手にしたモデルから想像するしかない。ま、その意識で赤カメオを振りまわしてみるなら、打ちこむ意識だけに相違があるものの、ブランドとしてイメージは一緒。ただ、最も強い球筋が出るモデルですねぇ。これって、やっぱりスピン量の違いなんでしょうねぇ。アマチュアの目には球の高さの違いとか、その飛び方の違いは分からんし、毎回同じように打てることすら無いのですから、あくまで感覚的なもの。低く出てずり上がってくれればはっきりわかるのですが、どれも同じような感じ。ただし、その球を打てた時の意識がカジュアルだとか繊細だと言う程度であって、あくまで感覚的なものでしかない。でも、明確なんですよねぇ、その感覚。
walter hagen irons
人の五感てぇのはすごいもんであって、未だにデジタルに置き換えられない数多のものがあるわけで、この3モデルの比べっこも、結果的にはそんなことになる。これは自らが経験しないとわからない事だよねぇ。

ま、せっかくのレンジの話もどんどんずれていくわけですが、経験側ってぇのには方程式がないことが多い。第三者や世間にこれはこういうもんだと理解してもらうには論文が必要だし、学問に解かれる方程式があれば、だれでもそれが正しいと信じるわけ。現実的には厄介ではありますが、経験側ってぇのは時にその先への興味を分断することもあるし、理解した気にさせてしまうこともある。
walter hagen irons
であるからして、ブログ主の思うところ、法則にしてしまったらはつまらない、経験に留めて置こうと思うのです。結果的には、それと違っていたらさらに興味を抱くし、その通りであったなら、ちょいとお休みモデルが増えることになる。ま、話が分からななくなるので、この辺にしておきます。

この3つのヘーゲンモデルは同じブランドのモデルとして一貫したキャラクターを持ちながら、進化の過程に並んだモデル。不思議なのは赤カメオの高重心。ソールの形が違うとか、ブレードの長さが違うとか言ってみました。

もっともモダンなザ・ヘイグが扱いやすいのは新しい故、当たり前のことなのでありました。