パワーグルーブ

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Ultra Dyne Black button
まださ程余裕がなくって、細かい観察や、レンジへ持ち出すには至っていないのが黒ボタンです。正式にはウルトラダインの初期モデルなわけですが、アメリカの取引の中では黒ボタンと呼ばれているようです。実は次のモデルが赤のメダリオンになって、なぜか赤カメオと呼ばれるのですが、ボタンとカメオ、一般的には全く別モノの価値を言うものでしょ。なんでそんなことになっているかってぇのは気になっていたわけ。
Ultra Dyne Black button
それはこの黒ボタンを手にする前は想像の範囲でしか言えなかったのですが、赤カメオのモデルの方がなんとなくキャラクターがあって、特徴的なモデルであったということ。バックデザインにしても、フレードのフォルムにしても年末に紹介したように決して普通のモデルじゃなかった。比べてみるなら、今回手にした黒ボタンはウルトラモデルからすると大きく変わったイメージがない。これはそのうち並べてみる事になるでしょうけど、このモデルの白眉は、やっぱりシャフトなんでしょうねぇ。

パワーはもちろん力を言うわけですが、グルーブって何だろ。音楽でグルーブ感ってぇとリズムというか、グルービーというと、また別の印象もあるねぇ。もともとは硬い表面につけられた溝とか、細長い窪み。音楽用語で言うなら、アナログレコードの溝が転じて、高揚感を示す言葉になったとあります。一定の定義がなくって、スラング的な要素が高い。
Ultra Dyne Black button
ま、このシャフトの意味は、間違いなく名詞的なものであって、見た通り、細長い窪みのあるシャフトと言う事。それとパワーを組み合わせてみると、力を生む細い溝ってぇ感じですかね。

レンジで確かめるのが正攻法ですが、この溝の下の長さが番手によってフローしている。つまり、長い番手は長く取られていて、短くなるほど短くなる。感覚的に言うなら長い番手は弾く感じで、フレックスで言うなら柔らかいってぇ事。ベントポイントってぇことで言うなら、手元に寄るわけだね。短い番手になると、それが逆になる。
Ultra Dyne Black button
まぁ、振り回した時に改めて観察してみましょ。んで、前からのネタの通り、このモデルはほとんど新品と感じていたわけですが、今回改めて観察してみて、ソールの番手の刻印、数字の内側にブラストがかけられているのがわかりました。クロームのままではなくって、艶消しの処理がされているってぇ事ね。機能には全く関係ない話ですが、いわゆるいくらか手間のかかった処理がされているということなんです。
Ultra Dyne Black button
それと、オリジナルのグリップですが、使われたわけじゃなく、素材の劣化でデザインの角が溶けたような感じになっている。それはそれで仕方のないことですが、このエンドキャップにはね、天然レザーの純正グリップと同じ、ヘーゲンの横顔キャップがついている。勝手に言うなら、いくらか手間がかけられていたことがわかったわけだ。ウルトラモデルを普及版的なモデルに路線変更して、実験的な試みをしながらも、いくらか上級路線を作りだそうとしたようにも見えるのですね。それが赤カメオからヘイグにつながるとすれば、なくもないお話だ。
Ultra Dyne Black button
まぁ、あえて触れないウルトラダイン2とか3とかってぇのは、手にするまでもなくその路線とは違うのですが、例によって持ち主の欲目ということで。妄想を楽しんでおきましょう。

ついでにね、これはこのモデルに限ったことではないのですが、スコアラインのサンドブラスト、角が立ってます。これはケミカルで磨く程度でもいくらか均されてしまうデリケートなもので、ボールを打てば数球で手触りが変わる、やっぱり新品の証。
Ultra Dyne Black button
普通なら、このまま保管ってぇ選択もありそうなんですが、このブログ主的には、んなこたぁ考えちゃおりません。初めてのボールマークをどこにつけるか。ヒール寄りか、いくらかセンターに寄せるのか。そこんところが楽しみなんですな。

なんだか、まとまらないのはじっくり余裕が持てていない環境によります。ま、ゆっくりと。

cat boy