「生きていて良かったね」と
皆さんにいわれる。
私は、先日。
58歳にして、アナフィラキシーショックで、ICUに運ばれ、1週間入院して、今は、少しずつ普通に過ごしている。
誰でも知っでいる鎮痛剤を服用し、1時間くらいに呼吸困難のまま、意識がプツリ。
自宅で切れた。
元々、喘息やら、好酸性副鼻腔炎とか、自律神経失調症とか、兎に角、万全ではない人だったし。
過去には、鬱、パニック障害、強迫性障害など…あり。
いつも、死にたいと思っていた
でも、若い頃、自殺未遂しても大した騒ぎもなく、次の日は、生きてる。
1度、喘息の重篤で、意識が遠のく苦しみにあってから、『死』は、簡単には来ないと思っていた。
あの苦しみは、他に殺された方がいいくらいキツかった。
ずっと、パパゲーノとして生きていた。
とりあえず、人生何があっても深く考えないように。
人生を楽しむ
人の言葉に左右されないように
自分が自分で決めた事をしよう
人に心ない事されても傷つかないように
ポジティブ。
馬鹿にされても…
そう考えて、あとの折り返しを何とかなるさと。
しかし、アナフィラキシーによって、少し変わった。
人の生き死は、明日かもしれないと。
まぁ、元々、今まで、手術した後の急変な状態、市販の薬による呼吸困難など、前兆は、あったので、自分も何故に飲んだか…
猫に噛まれた手の痛みが、耐えれないくらい心が疲れていたのかわからないが、ともかく、死を意識なく、飲んでいた。
あの時、主人が帰宅して、話をしなかったら、いつものように、主人は、自室に籠り、私の事も知らず、手遅れに。
気がついたら.ICUの天井。
「ここは?」と
口に呼吸確保の鉗子を…
本当に知らぬまま、あちらに行っていた。
辛い時期には、中々『死ねない』と思ったが、『死』はいつ来るかわからないね。
毎日、いまは、生きてる事を実感する。