映画『カンタ!ティモール』

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この尋常じゃない暑さ。

赤ちゃんを抱っこしたりおんぶしたりしていると「暑いでしょう~」と皆さん心配してくださります。

ちょっとの外出でも、万全の準備をして出ないと危ないですね。

短時間で済ますとか、休憩をはさむ予定を組むとか、水分塩分補給とか。

冷えすぎないように気を付けつつ、保冷剤をおんぶひものなかにしのばせたりもしています。

 

それでも、週末には、少し暑さが和らぐとか(同時に、ゲリラ豪雨が発生しやすいそうですが)!

連日37度とか38度とかがずらっと並ぶ”予想最高気温”が、

週の後半には、33度とか。ちょっとほっとしますね。

・・・って、いやいや、33度にほっとするっておかしい。

悲しいかな、麻痺しているといいますか、どんどんと鍛えられていますよね。

30度を超えるだけで驚いていた時代もあった。

 

まだ8カ月の娘を見て、ときどき、憂えたりしてしまいます。

この子がお母さんになって、おんぶや抱っこの毎日のころには、どんな夏になっているんだろうって。

 

ところで先日読み終えた本。

 『子ども力がいっぱい―河合隼雄が聞く「あなたが子どもだったころ」

敬愛する河合隼雄先生が様々な著名人(山本容子、鶴見俊輔、筒井康隆、佐渡裕、毛利衛、安藤忠雄、三林京子)と、

その子ども時代について対談して(聞き出して)いる内容。

出版自体が10年前の本で、語られるその子ども時代は、戦前戦後が中心。

とくに鶴見俊輔さんの語られることが面白く、河合先生の感激も伝わってきてよかったのだけれど

ふいに、読後、なんだか落ち着かない気持ちになってきました。

皆さんが、そして河合先生が、

現代や未来に「これから子育てをする人は本当に大変」とか

「子どもたちにとってこんなに大変な時代はない」とか、仰っていたのが妙に残った。

そりゃないよ。という気持ち。

当事者だから。今、わたし。

河合先生のご本を読んでこんな気持ちになるなんて想定外でした。

 

実は、6月の終わりに、映画『カンタ!ティモール』をみました。

東南アジア、東ティモールを舞台に、大地とのきずなを描くドキュメンタリー。

1999年までの24年間で人口の3分の1を失うという、
狂気のような殺りくを受けた東ティモール。
消えない悲しみを抱きながら、許すという選択をした人々の姿が、
美しい音楽とともに綴られる。~HP『ストーリー』より抜粋~ 

 

上映会後は、現地東ティモールにも足を運んでいる

あーすガイド」のらんぼうくんの話しがきける、そんな夜でした。

ずっと見たいと思っていた作品だったけれど、思いがけずに機が熟しました。

娘を抱っこして、会場はご近所の、大好きな火菜ちゃん営むちょっとしたカフェへ。

主催はyukaringというミラクルな、上映会でした。

 

あれからずっと、ひとつの想いに立ち戻っていく自分があることに気がつきました。

上記の河合先生のご本前後にも、このところまた色々な本を読んでいるのだけれど

今、何を読んで、どんなことを考えても、還っていくのは、

じゃあ自分は? というところだなと、気がついたのです。

 

途方に暮れそうになること多々だけれど、

自分のたましいをよろこばせよう

という今と未来に向かって、決意を新たにするところにもどり、

そんな気持ちを夫に話したりもして安心して眠るのです。

 


「自分達の仲間が十人しか見えなくて、対するモノが巨大で、千人にも見えても、
 いのちに沿った仕事というのは亡くなった人の魂がついていてくれるから、
 絶対に大丈夫。
 恐れずに進んで下さい。」

映画の主人公であるアレックス君のメッセージを、らんぼうくんが、シェアしてくれました。

また、らんぼうくんの言葉で、わたしたちにメッセージをくれました。

たましいがよろこぶことをしよう、と。とってもとっても胸にせまるメッセージでした。

 

怒ったり、憂えたり、心配になったり。

いろいろな感情に振り回されることもあるけれど、それって当然。

愛に震えたり、やさしさに包まれたり、感謝したり、

それさえも、ひとつの感情で、やっぱり、とどまりすぎず。

 

淡々と、還っていく。とどまっていられない毎日に。

娘をおんぶ抱っこして、真っ黒に日焼けした息子と手を繋いで。