昨日、小栗旬さんが20年公開予定の映画『ゴジラVS.コング(仮)』でハリウッドデビューするニュースが流れましたね。

写真はYahooの画像からお借りしました。

2018.11.11オトナンサー 人気俳優が“海外”を目指す理由 安定した地位からの脱却と人不足による一極集中で、俳優界の現状と今後の野望を知っていたので、とても嬉しいニュースでしたし、頑張って欲しいですね。


以前、他の記事でも読んだのですが、30代から50代の俳優が飽和状態に比べ、その下の年代で力のある俳優が少ないとありました。昔に比べ、育成する土壌が廃れているのかもしれません。

日本の芸能界は俳優の能力ではなく、所属事務所の大小によって仕事が決まっています。小さい事務所にいて、仕事の少ない俳優からしたら羨ましい悩みなのかもしれませんが、オファーを頂いて面白そうだと思って精一杯に演じることが、同じような顔ぶれでローテーション化してしまい、積み上げてきたものに対し、刺激が欲しくなり、海外進出や監督などの裏方に回りたくなるのでしょうね。閉塞的な日本の芸能界の体質も一因でしょう。

2018.9.25「火曜サプライズ」で、ウエンツさんとの対談で小栗さんが言った言葉このまま俺、日本にいてもこれ以上、上がることもそんなにない。ゆっくり下って行く時間をどう急降下せずにつなぎとめておけるか」が物語っていましたね。



ハリウッド進出と言えば、二宮くんは2006年『硫黄島からの手紙』に出演しました。

写真はYahooの画像からおかりしました。

以前お話ししましたが、日本の芸能界のように事務所の力ではなく、実力主義のハリウッドですからオーディションを受けて役をゲットしています。

さらに彼の凄いことは、オーディションを受けた役ではない役をゲットしていること。彼の才能に惹かれたクリント・イーストウッド監督が、彼のために役の設定や脚本を変更し、ほぼ準主役とも言える役に大抜擢されたことです。

さらに『硫黄島からの手紙』は、アカデミー賞の外国語映画賞ではなく、作品賞にノミネートされたり、いろいろな賞を受賞しています。二宮くんに注目が集まり、CNNのまだ知られていない演技が上手い日本人俳優』の7人に二宮くんが挙げられ、アカデミー賞に至っては助演男優賞にノミネートされるのではとも言われたのです。

若干23歳で成し遂げた偉業でしたが、二宮くん自身は淡々としていて嵐というアイドルが自分の本業とインタビューでは答えています。本人はあまり特別視していないんですよね。映画『ラストレシピ』で共演した西島秀俊さんと二宮くんがハリウッド映画に出演した話をした時も、当の本人より西島さんの方が凄いと興奮気味に聞いていたのが印象に残っています。

私は、実力のある俳優たちの中での彼の演技を観たいので、映画『硫黄島からの手紙』後の海外オファーを断った話は、ちょっともったいなかったなと思っていました。

映画『GANTZ』の際の雑誌のインタビューで、わざわざハリウッドに行くのではなく、日本の映画を逆に海外で観てもらえるようになればいいし、その土壌が日本にはあると答えています。映画『ラストレシピ』の特番の秋元康さんとの対談では、なにやら考えているようで、もしかしたら自身で脚本・監督・出演した作品がいつか観れるかも…。


今回ハリウッドデビューが決まった小栗さんと、二宮くんは2003年のドラマ「Stand up!!」で共演しています。2007年には未だにドラマの役名で呼び合う時があうなどのエピソードがあり、小栗さんの二宮くん愛は、雑誌やラジオなどでも語られています。

中でも二宮くんの演技について語った2007.12月号『Gyaoマガジン』では、
あの作品(Stand up!!)に出演して良かったことは、二宮と出会えて、一緒に仕事が出来たってことですね。“(同世代の役者として)上には上がいるんだな”ってことを、間近で感じることができた瞬間でした。」

「(二宮くんは)発想とイマジネーションの回転の早さが、ズバ抜けてるって感じた時ですね。二宮は“こんな演技をして”って監督に言われると、その3倍ぐらいのクオリティの演技を、その瞬間に返せるんです。見ててすごいなって思いましたね。」

「二宮和也と藤原竜也の芝居のとらえ方、役者としての生活の仕方を見習えば、自分も少しは役者としてのクオリティが上がるんじゃないかって思えたし、そのふたりのいい部分を両方持てたら、最高の役者になれるかもしれないとも考えましたよね。」

この3人と言えば蜷川幸雄さんの舞台にも立った俳優達。蜷川さん曰く『天が与えた奇跡の三つ子』だとか。


2015.12.8『櫻井有吉アブナイ夜会』でも仲の良い2人がTVで見れましたね。ハリウッド映画に出た人間が身近にいて、その人の才能に惚れていたら、自分も挑戦してみたいと思ってもおかしくないですよね。


生前、蜷川幸雄さんは、二宮くんにどういう風になっていってほしいか?という質問に「 競う相手は、国内の狭っ苦しいところではなくて、外国のすごい俳優をライバルにして競い合って、内容がちゃんと世界で通用する人になって欲しい。」と答えています。

ファンの中には賛否両論あると思いますが、私も蜷川さんに同感です。原作ありきで、実力外の力が働く日本では、どうしても内容もキャストもマンネリ化します。さらに、事務所の先輩・後輩との共演なんて狭いところではなく、俳優を本業にしている人で、重鎮と呼ばれる俳優や監督たちと脇役やちょい役でもいいので、演技バトルを見せて欲しいです。

どうか次の演技仕事は、ジャニタレ共演ではありませんようにお願い  ジャニタレ共演の少ない岡田くんと違って、事務所に押されてないのかなあ。『ブラックペアン』は良かったけど。