おすすめのネクタイ。
木曜日のInstagramのライブ配信ご覧いただけましたでしょうか。
たくさんのご質問をいただきましたが、インスタのライブは1時間がマックスなので、すべてにお答えすることができず申し訳ございませんでした。
終了後はライブ配信にご協力いただいた、井の頭線 富士見ヶ丘のBANQUET CIRCUSさんで、近くで飲んでいたスタッフも集合して打ち上げでした。
BANQUET CIRCUSさん、ご協力ありがとうございました。
何度も言いますが、このMR BEAMS、100ページのボリュームでまるで雑誌のようですが、タダです!
タダとは思わず店舗で立ち読みしただけという方も多いようですが、ご遠慮なくお持ち帰りください。
そして、熟読していただければ嬉しいです。
今回は今シーズンおすすめのネクタイをご紹介いたします。
まず最初に、HOLLYDAY & BROWNのオレンジ×ネイビーのストライプ。
最近毎シーズンなにかしら購入しているホリデー&ブラウンのタイ。
今回はオレンジベースのストライプがおすすめです。
ホリデー&ブラウンは元々1919年創業の英国の老舗ネクタイブランドですが、2000年にイタリアの大手ネクタイメーカー、マンテロ社が買収して今はイタリアで生産しています。
以前プラダとコラボしたスカーフが話題になったこともあるので、デザイナー系の服が好きな方もブランドの名前は知っている人が多いかもしれません。
イタリアメーカーの傘下でイタリア生産になりましたが、現在もコレクションは英国的なクラシックな色柄が多く、他のイタリアのネクタイブランドとは明らかに趣の違うコレクションです。
それはそれで良いのですが、反面あまりにもクラシックすぎて、数年オーダーすると新たな柄を選ぶのが難しくなるのが、このブランドの課題でした。
そこで、ここ数年はBEAMSが毎シーズン リクエストをして別注の柄を作ってもらったり、色のバリエーションを増やしたり、新しい色柄をコレクションに入れてもらったりと、色々な取り組みをしながらバイイングをしています。
このネクタイもそのひとつ。
今までのホリデー&ブラウンにはなかった絶妙なオレンジのトーンは、BEAMSのリクエストで作ってもらったものです。
このネクタイもそのひとつ。
今までのホリデー&ブラウンにはなかった絶妙なオレンジのトーンは、BEAMSのリクエストで作ってもらったものです。
オーダーの時にあまりにも気に入ったので、一足先に1月のPITTI UOMOでデビューでした。
ベージュのヘリンボーンのジャケットとのシンプルなコーディネートでしたが、ネクタイが良かったのか結構スナップされました。
ちなみに、このヘリンボーンのジャケットは赤やオレンジのネップが入っているので、それもこのタイをコーディネートするポイントでした。
ちなみに、このヘリンボーンのジャケットは赤やオレンジのネップが入っているので、それもこのタイをコーディネートするポイントでした。
春夏はブレザーやベージュやブラウンのスーツとコーディネートしようと思っています。
英国発祥のブランドでイタリア生産、そして少しアメリカ的な色使い。
英国発祥のブランドでイタリア生産、そして少しアメリカ的な色使い。
そんなミックスなテイストがマイブームなので、このネクタイは個人的にも今シーズンマストな一本です。
2本目は、GIERREの大柄のプリントタイ。
ここ数年のネクタイのトレンドである、ヴィンテージテイストのプリントタイです。
柄がかなり大きくなっているのも、まさに昨今のヴィンテージテイストの流れです。
ちなみに、このネクタイはMR BEAMSの中でも使われています。
画像が白黒でもかなり洒落て見えます。
遠目ではベースが無地に見えますが、良く見るとストライプになっています。
このような柄の上にプリントをのせるという手法は昔よくありましたが、まさにヴィンテージテイストそのものと言えます。
ジャガードと比べると平面的に見えるプリントタイですが、このように柄の上に柄をのせると立体的に見える効果もあります。
お気づきの方も多いと思いますが、今シーズンのトレンド解説動画でしているネクタイがこれです。
スーツはネイビーのシャドウグレンプレイドなので、シャツは無地にしてVゾーンの柄を2つまでにしています。
シンプルなネイビー系のコーディネートですが、柄が大きいので色を使わなくともVゾーンを華やかにする効果があります。
シャツをピンホールにしたのも、Vゾーンをクラシックな雰囲気に見せる為。
スーツが無地の場合はシャツをストライプにしても良いと思います。
柄が大きいのでストライプの幅は細くても太くても合わせられます。
ストライプのスーツ、グレンプレイドやハウンドトゥースにも合うので、意外と合わせやすいのもよいところです。
柄の大きさが気にならない方には是非おすすめしたい一本です。
ちなみに、この柄は日本ではBEAMSのエクスクルーシブなので、他のショップでは手に入りません。
3本目は、FUMAGALLIのプリントタイ。
これも上のジエレと同様に、昨今のトレンドでもある大柄のビンテージテイストのプリントタイです。
これまでペイズリー柄は山ほど見てきましたが、このペイズリーは私のバイイング歴の中で3本指に入る色柄のペイズリーです。
フマガッリは129年続く老舗のネクタイブランドですが、膨大なアーカイブ資料を持っていて、それを現代的にアレンジしてデザインするのがとても上手なブランドです。
なので、フマガッリのコレクションは、他のブランドにはない独特な柄と色づかいの生地がとても多く、日本での知名度はまだ低いですが、個人的にここ数年注目しているブランドです。
なので、フマガッリのコレクションは、他のブランドにはない独特な柄と色づかいの生地がとても多く、日本での知名度はまだ低いですが、個人的にここ数年注目しているブランドです。
このタイもオーダーの時点でかなり刺さったので、1月のPITTIでSTILE LATINOのジャケットと合わせてデビューしました。
これもネクタイの柄が良かったのか、結構スナップされました。
コートを含めるとコーディネートの中で柄を4つ使っていますが、それぞれの柄の大きさや幅に気を付けているので、手前味噌ですがバランスよくまとまっているのではないかと思います。
ちなみに、このタイも今シーズンのスタイルブックの中で使われています。
ベージュやブラウンのジャケットとは相性がいいですね。
すでに持っているベージュのギャバジンやモヘアのスーツに合わせようと思っています。
シャツも既に持っているワインレッドやパープルやブラウンのストライプと相性が良いので、まさに買い足しアイテムですね。
これも大柄のペイズリーが嫌いでなければ是非おすすめしたい一本です。
この3本、すべて私のおすすめです。
ネクタイの色柄は個人の好き嫌いがはっきりわかれるものなので、すべての人におすすめとは言えません。
なので、お時間があれば是非最寄りの店舗で実物を見ていただければと思います。
季節の変わり目は着るものに悩みますが、ネクタイを変えるだけでコーディネートが新しく見えます。
そう言った意味でも、新しい色柄のネクタイは費用対効果の大きいアイテムだと思います。
”無理せず無難にならず”
これが私のネクタイ選びのポリシーです。
2019春夏 トレンド解説動画 VOL.3 アップしました。
今回はジャケット編です。
是非ご覧ください。

















