MEN’S EX 連載 1月号 | ELEMENTS OF STYLE
2016-12-11 14:42:07

MEN’S EX 連載 1月号

テーマ:連載

 

MEN’S EX 1月号が発売されました。

 

 

 

 

私の連載 ”中村達也の今、買いのアイテム”​

今回のテーマは ”ロング丈のコート” です。
 

 

もよもとオーバーコートやレインコートは丈が長いものが正統とされてきましたが、ここ10数年ドレスクロージングのカジュアル化の波がきてからは、コートにも軽快感が求められるようになり、短い丈のコートが主流になりました。
 

 

ここ数年はドレスクロージングのカジュアル化の波もおさまり、再びクラシックな装いが注目されるようになると、コートの着丈の長さにも変化が現れました。
 

 

2015年1月と2016年の1月のPITTI UOMOのスナップを比較してみると、着丈の長さの変化がわかります。
 

 

 

 

 

 

 

 

2015年1月のスナップです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ご覧のように、ヒップから膝の中間くらいの長さのコートを着た人が多いのがわかります。

 

 

 

 

 

 

 

 

2016年1月のスナップです。

 

 

 

 

 

 

 


ご覧のように、膝丈や膝上10cmくらいの丈が多くなっているのがわかります。





 

 

 

 

同じ人物で比較してみると、着丈が長くなっているのがさらにわかります。

 

 

 

 

 

上段が2015年のスナップ、下段が2016年のスナップです。
 

 

明らかに5cm以上着丈が長くなっているのがわかると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

ロング丈と言うと相当長い着丈をイメージする方が多いと思いますが、今回の連載の趣旨は、昨年に比べるとコートの着丈が確実に長くなっていて、そのような着丈のコートが今後も主流になっていくことは間違いないので、今シーズン新たにコートを購入するのであれば着丈の長いコートを購入したほうが間違いないというお話です。


 

 

 

 

 

 

 

 

因みに、現地では膝下丈のロングコートを着た人も増えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

ご覧のとおり、膝下丈のロングコートを着た人が増えているのも明らかな傾向です。



ただし、膝下の長さが短い日本人がこの丈を着こなすのは難易度が高いというのも正直なところです。



身長が180cm以上あるか、180cm以下でも足が長く膝下が長い方は、よりエレガントに見えるロング丈のコートがお勧めです。


 

 

 

 

 

 

 

 

因みに、身長が180cmを超える弊社のプレスの小林がロングコートを着るとこんな感じです。

 

 



やはり、このくらいの身長があるとひざ下丈が似合いますね。



私も身長があれば、こんな感じのロングコートが着たいというのが正直なところです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コートの着丈が長くなり始めたのは3年くらい前。

 

 

一部の早い人たちから、着丈の短いコートはもう古いという話を聞くことが少しずつ増えていました。
 

 

しかし、当時はまだまだ着丈の短いコートが主流で、サプライヤーからも着丈の長いコートの提案がほとんどなかったので、本当に一部のかなり早い人たちが昔のコートをクローゼットから引っ張り出して着ているか、モード的なブランドのものを着ているか、もしくはスミズーラで作ったものを着ているという状況で、私自身、彼らの言っていることは理解できたのですが、少し早すぎるという印象でした。
 

 

そして、その後サプライヤーからの提案も徐々に増え、実際に着ている人も更に増えていき、今年の一月のPITTIではサプライヤーの提案も着丈が長いものにシフトしている状況を見れば、今シーズン着丈の長いコートの流れが来ることは明確でした。


 

 

 

 

 

 

 

 

このような流れも踏まえ、これからコートを選ぶ際に注意すべくポイントをアドバイスさせていただくと、膝から+-10cm程度の長さのコートを選ぶと良いと思います。



特に日本人の場合は、膝丈-10cmくらいを目安にすると良いでしょう。



そして、着丈が長くなったコートを選ぶときにもうひとつ注意するポイントはフィッティング

 

 

着丈が長くなるのにともなって、適度なゆとりのあるフィッティングが今後主流になっていくと思われるので、極端にタイトなフィッティングは避けたほうがよいでしょう。       

 

 

 

 

 

 

 

 

 

着丈の短いコートはもう時代遅れなのか言うと、現地でもまだまだ着ている人は多いのですが、着丈の長いものにシフトしているのは間違いないので、今後コートを購入される際は着丈の長さを気にされたほうが良いと思います。

そして、お手持ちの着丈の短いコートを着る場合は、カジュアルなコーディネートにも使うことで着こなしのバリエーションが広がると思います。

 

 

 

     

 

上の画像のように、着丈の短いコートは軽快感があるので、元々カジュアルなコーディネートとは相性が良いです。



私も休日のカジュアルなスタイルにテーラードコートを合わせることが多いので、テーラードコートをカジュアルに着たことがない方は是非実践してみてください。



特にミドルゲージやローゲージのタートルと合わせて着るコーディネートは、最も簡単で誰でもなんとなくサマになるコーディネートなので個人的にもお勧めです。






 

 

 

私もしばらく着ていなかった10数年前のテーラードコートをクローゼットから引っ張り出して今シーズン着ています。



膝丈でシルエットも今のものよりも余裕があって、まさに今の気分です。



処分しなくて良かったです。(笑)

 

 

数着持っているスティレ ラティーノのコートや今シーズン購入したERNESTOのトレンチは、全て着丈が長めなので、結構なバリエーションで持っていることになります。



既に2017年秋冬のプレコレクションを数ブランドチェックしましたが、やはりコートは長めの着丈が主流になっています。



春夏は着丈の短いものが必要なので、来春夏 短い着丈のスプリングコートもありますが、それでも着丈の長いコートのバリエーションが増えているのは間違いありません。



やっと寒くなってきたので、これからコートを購入される方も多いと思いますが、購入の際は今までお持ちのものよりも着丈が長いものを選ばれると良いと思います。



そして、着丈が長く感じても着丈を詰めるお直しはしばらく着てから検討されたほうが良いと思います。



来年になって着丈を詰めないほうが良かったと思う可能性が高いかもしれません。



何事も変化に慣れるのには少し時間が必要です。

 

 

慣れてしまえばそれが普通に感じるものです。



だから、ここでグッと我慢・・・



私からのアドバイスです。

 



















 

 









   





 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

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