その日私は長い夢を見た。予想外の展開どんでん返しに次ぐ、どんでん返し。かなりドラマチックなハリウッド映画並みの夢だった。私は長くて鮮明に記憶に残る夢を見るのだが、こういった夢を見るのは久しぶりだ。歳をとって夢を見るのも減るのかしら。

 

そのドラマチックな夢は、この人がそうだったの!と言う場面から、次のストーリーに移った。私はどうやら気管支か、呼吸器系をおかしくしたらしく、藤岡の総合病院に行くという内容だった。現実には藤岡の病院に通った事は無い。ただ、夢の中の私は、その病院に行ったことがあるようだった。病院につくとそこはかなり老朽化した建物で、受付もわからないし、診察をどうやったら受けられるかもよくわからずに右往左往。待ってる人もすごく多い。困っていた私は、ようやく受付が分かりへ、診察待ちの番号を持って待合室で座る。ようやく私の番が来て、医者の診察を受けたが、医者が処方するのがなんと!これですと見せたのがカブトムシとクワガタだった。どうやら死んだカブトムシとクワガタを乾燥させて、粉末状にして飲むようだ。漢方か。医者が、このこれが効くようだったら、半年後にまた同じものを処方するのでと言う説明の途中で、目が覚めた。カブトムシとクワガタって本当に漢方にあるのかしら。

 

なんでこんな夢見たのかなと思って起きた。階下に降りると主人が、今朝は変な夢を見たと言う。私もよ、と答えると、主人はこう言った。

「お前が立ち退きをさせているる夢だ。お前はそんなひどいことをしないだろ。」と言った。

「私は現在、立ち退きそのものを今はしていないけれども、不動産屋にとっては、は立ち退きも仕事のうちだよ。今は、借地の上に立つ建物の登記を調べて、問題点を建物所有者に伝える仕事をしているよ。」と答えた。えっと驚く主人。別に人を追い出すといった事はしていないけれど、それって、地主にとっても、建物所有者にとっても、居住者にとっても大事なことだよ。

そんなところで、アットホームタイムNo.480。

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判例コーナー。今回は大家さんが貸家にしている自分の持ち物である平屋に立ち入れるかどうかと言う判例。

 戸建ての平屋の貸家って、エリアによってはなじみがない人もいるかもしれないが、この辺ではよく見かける。昭和40年代以降に建てられたものが多いと思う。現在では老朽化して、居住者が退去したタイミングで解体して、地主が新たにアパートを建てるといったことを見たり聞いたりすることも多い。また相続等で、大家側としてはぜひとも居住されている方に出ていってほしいと思うタイミングもあるようだ。

 

 居住されている方は高齢一人暮らしと言うケースも多くなり、引っ越ししようにも次の場所が見つからないと言う話もよく聞く。またこれは群馬特有なのか、住み変えるにあたってもアパートやマンションではなく、戸建てに引っ越したいと言う希望を持つ方も多い。そうなるとなかなか同じ家賃で戸建てと言うのは見つけにくい。そうしたことで退去が難しく、管理に苦慮している大家さんも多いと言う話はよく聞く。その中で特に心配なのは、老朽化である。多くの建物が、旧耐震基準であり、所有者責任のある大家としては、劣化老朽化した建物に住み続けてほしくないと言う気持ちもある。

 

 とは言え、退去を希望する大家が、自分の住む家に入ってきて点検すると言うのを快く思わない居住者も多くいるだろうとは容易に想像できる。今回の判例は、大家さんが耐震基準等を含む建物の点検で、建物内に入る事は、所有者の保存行為の1つであり当然の権利であると言うものだ。これによって老朽化した貸家あるいはアパート等について、より状況を細かく把握することできる。とは言え他に引っ越し先が見つからないと言う居住者のために、どうしてあげるのか。宅建業者としての腕の見せ所でもあるだろう。

 

 戸建ての貸家では、ペットを飼うことも、多くの場合建物が古いことも相まって許可されている。あるいは野良猫たちに餌付けをしていると言う居住者もいる。私が以前相談を受けたケースは、猫を多頭飼いしていて、その猫と一緒に移動しなければ引っ越ししないと言う居住者についての相談だった。私自身はその後の経過を知らないが、問題が解決したと言う話を聞いた。そもそも猫は適切な環境で飼われていたのかも気になっていた。無事に猫と一緒に引っ越し先が見つかったのか、あるいはそのまま猫は捨てられたのか、気になるところである。豚