仕事がらみで印鑑証明が必要となり、印鑑登録することになった。
ずいぶん昔だが、父がフルネームで立派な印鑑を作ってくれて、それを実印として登録した。登録したのは父。たぶん、自分の仕事がらみで使いたかったのだろう。(`∀´)
成長した私への実印プレゼント、ではないと思う。
とはいえ、その実印を使うことはなかった。
そして今回。
結婚して姓も変わったことだし、フルネームでちょっと大きめの印鑑を作ろうと頼んだ。8000円なり。
翌日にはできて、市役所に行って印鑑登録。
番号札を手に待っていると、呼ばれた。
「もう印鑑登録されていますよ。」
「へ?私、高崎に来て、印鑑登録していません!」
「いや、でも印鑑登録されていますよ。」
「してないですよ。」
「車でも買ったんじゃないですか?」
結局、新しく作った印鑑に「登録変更」して印鑑証明書を出してもらった。
高崎に引っ越してきて5年。
印鑑登録した記憶などない。
だいたい印鑑証明書が必要なときって、不動産を売却するとか?そもそも私名義の不動産なんてないし。
もちろん車を、私名義で購入もしていない。
この数年で、会社設立をもくろんだこともない。(=◇=;)
キツネにつままれるとはこのことだ。
帰宅して主人に「印鑑登録されていた・・・」というと、「最近はお前も忘れっぽくなってきてるからなあ」と笑われた。
笑われたけれど、印鑑登録だよ!
「でも、全然覚えていないし、だいたい印鑑証明が必要なこともないし。」
「お父さんのためにやったんじゃないの?」
「私が高崎に来た頃にはもう具合が悪くて、会社作るだなんだいうような状態じゃなかったよ。」
「いや、お父さんなくなったとき。」
「父名義の車の処分とか、お母さんの名前で全部やったし。だいたいあのとき必要なのは戸籍謄本とかだし。」
父は財産を残さなかったので(借金は残したぞ)、本当に口座を閉鎖するとか車を処分するとか、そんなことだけだったし。
もしかして、どこかの誰かが私の名前を使って「ぷっくり株式会社」とか設立していたりして!!
知らぬ間に、私は大株主になっていたり、代表取締役になっていたり?
私にだまし取る価値のある財産があれば、何かそういうことするメリットあるかもしれないけれど・・・ないし・・・( ̄_ ̄ i)
戸籍なら、もっと使い道あるだろうけれど・・・
偽装結婚とか。
でも、もう結婚しているし。
あと、印鑑証明、なににつかえる?
まあ、自分が登録したんだろうが、一体どの印鑑を、一体いつ、いったい何のために、私が!?
ともかく、今回の登録は、こうしてブログに書いたし、さっそく使ったし、忘れることはないだろう。多分忘れないだろう。多分・・・(゚_゚i)
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